2011/01/03

謹賀新年

明けましておめでとうございます。
自分もネコも寝正月な元旦でした。

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2010/12/09

春風亭昇太独演会(古典とわたし)

明日明後日とあるらしいが、これは3日通しで見ても良かったかも知れない。もっともチケットが手に入らないか。

当人の挨拶中に入場。前から4番目。高座からこんなに近い席とは思わなかった。居眠りしたら突っ込まれるなあ。

開口一番は弟子の柳太郎で「大安売り」(Wikipedia)。しこ名を変える一説前をオチにしたアレンジ。時間に合わせて縮めたのかな。この人は顔を向ける方向が基本的に決まっているらしく、何かず〜っとこっちを見られているような気がした。いや、いいんですが。ルックスに癖があるのでもっと面白い人になりそうな気がする。

続いて昇太が登場し「古典とわたし」というシリーズ名になった経緯を簡単に説明(早く決めてくれと急かされたから)、そして「だから古典しか話さない、というわけではなく、、、今日は新作も話すって事なんですけどね」。ビバリー昼ズを聞いている身からすると、この「、、、」の間のところに高田文夫の突っ込みが欲しいところ。

とはいうもののマクラに続いて始まったのは古典の「二番煎じ」(Wikipedia)。最後の挨拶で「ネタ下ろしです」と言っていた。そうだったんだ。しかし、昇太のものの食い方ってどれも同じなんだけど旨そうに見えるんだよなあ。猪鍋って実際に食べると大して旨くもないんだけど。というわけでこの噺は大変に合っているなあ、腹減ったなあ、と思いつつ堪能。
続いて高座でSWAのユニフォーム羽織に着替える演出が入って新作(本人曰く「僕の中ではもう古典」)「宴会の花道」。確かに古典だ。
自分的にはいつも「これって、『演歌の花道』からタイトルを先に思いついたんじゃないかなあ」と思っている噺だが本人に聞いてみないと分からない。
どうでもいいエピソード的には、ある広告会社が墓石のCMに「演歌の墓道」というコピーを付けたらテレ東から猛抗議を受けたとか。もうすぐ世話になりそうな人向けの番組だっただけに洒落にならなかったんでしょうなあ、と、ついこの間祖母を亡くした自分としては思う。

もはやお馴染みなれど、流すことなく大汗をかいて笑わせてくれた新作(やっぱり旨そうにものを食う)の後は中入り。で、続いて古典で「富久」(Wikipedia)。あ、やるの? こういう噺? と思ったら噺を終えた後で、
「わたしは人情噺は嫌いだし、人情噺もわたしのことが嫌いでしょうが、この噺は好きなんですよ。人情もの、、、ではないですよね、なんか、ダメな奴がダメなままぐだぐだして最後ハッピーエンドっていうところが」
そう言われればそうだよなあ。久蔵も何か反省して禁酒するわけでもないし。こういう噺を選ぶ感覚はいいよなあ。
ちなみに5、6年ぶりくらいに口演したそうで。

「来年はこんなに独演会を開くことはないと思います」と最後に言っていたが、そんなに開いていたっけ? 今年は円楽襲名披露にばっかり出ていたような気もするけど。だから今回の高座はかなり気合いが入っているなあ、と思ったんだけど。

2010/11/25

立川流一門会 at よみうりホール

談志家元は去年から復活して「引退」と言いながら口演はしていると聞いていたので今回もおそらく聞けるだろうな、と思いつつよみうりホールへ。
中入り前に到着。5:30の開場は勤め人には早いよな、やっぱり。

ホールに入ってみると志らくで「金明竹」のオチちょっと前。あ〜、これは全部聞かないと最後が笑えないよな、しかし1ヶ月で何回ナマ志らくを見たろうなあ、と思っているうちに中入り。
中入り中にパンフレットをぱらぱらと。なんだよ、談笑のチラシばっかりじゃんか。

続いてはその談笑で「時そば」。特に改変はないけれど、途中でさりげなく公共の電波には乗せられないくすぐりを入れるのがこの人流ですか。中野駅北口の立ち食いそば屋が出てきて、これは知っているのでかなり笑った。

で、談志登場。
志らくが「最近の家元」と真似していたのは見ているが、それよりももっと声がしゃがれていて驚いた。
40分程度の口演のうち、前半が「落語チャンチャカチャン・名場面バージョン」。名高い落語の知られた名場面名台詞を次々と繋げていくという客の知識を試すようなもので、全部分かる人は大したもんですな。そして「金日成万歳」というお馴染みのギャグを繰り出した後に「へっつい幽霊」。
困ったのが途中で睡魔に負けかけたこと。舞台の真正面なので目に入ったかなあ。すいません、彼女と仲良くしすぎました。
しかし、ほとんど間を取らず、えらい勢いで話が進んでいく。「やりきる」ことを優先したのか、これが新しいステージへの第一歩なのか。自分が感じる「上手い」の浅さを改めて指摘されたような気がする高座だった、、、ってのは考え過ぎか。
「声は出ないんですけどねえ、元気なんですよ」
と冒頭に言っていたが、40分やりきる体力があるんだから、その言葉に偽りは無さそう。慌ててチチケットを取ったが、まだ当分「談志の落語」は聞けそうだな。

2010/11/07

毎週志らく(草月ホール)

また志らく。
今年で4回目。しかも間は1週間しかなかったりする。もう追っかけですな、これじゃ。
まあ、志らくを見たいのは確かだけど、まさかチケットが手に入るとは思っていなかったから。特に今回のは。
ちなみにぐぐってみたら前回の赤羽会館の独演会よりも感想がネットにアップされる時間が早い。客席の年齢層の違いかも知れない。つ〜かそもそも両方見る人間なんてそんなにいないか。前回は「時そば」もやってたんだ。

で、また出遅れ。いい加減にしたいところだが、仕事で遅刻しないように懸命に目を覚ます毎日を送っているんだからいいだろ、と自分勝手に納得しながら出発。

カナダ大使館の前を通り過ぎて辿り着いたら席は草月ホールの前の方。あら〜、今向かうわけにはいかないなあ、と入り口付近で観劇、、、落語の場合「観劇」って書き方はおかしいか?
金原亭馬生の似顔絵を前にして落語の講釈をしていたらしい。らしいってのは最後しか聴けなかったから。なるほど「落語入門」だ。
続いて「疝気の虫」(Wikipedia)。ナマで聴くのは3回目だなあ。そういえば遊雀との二人会の時は「マクラでラーメン屋とラーメングルメを罵倒」と書いたが、今回聴いたら疝気の虫に言わせていたので前回もマクラじゃなくてくすぐりだったのかも知れない。いい加減に覚えてるなあ←自分
あとは前回マクラで「疝気って何かくらい自分で調べてください」と言っていたが、今回もそう言いつつちゃんと説明していた。それに時間があったせいか疝気の虫の長講が楽しめたなあ。蓮舫がどうのなんてくすぐりも入れてたし。
中入り後は「柳田格之進」(Wikipedia)。一応落語入門らしく、マクラで「下手な落語を見ると酷いことになりますよね。演劇とかと違って落語家以外見るものがないから」と始めると続けて落語家の人気どころを分類。「古典に忠実な落語なら談春、変わり種を聴いてみたいなら談笑、家族皆さんで楽しみたいなら志の輔、何も考えずに笑いたいなら昇太、同じく笑えるけど後にちょっと残るものが欲しいなら喬太郎」。喬太郎の評価が妙に高いな。
で、噺。「それはちょっと都合が良すぎるのでは」という古典の展開を変えていて、、、と思って調べたら馬生バージョンだったんですな。現実的にはこうでしょうと思った自分だが、好き嫌いは分かれるでしょうな。
しかし草月ホールは見やすい会場だなあ。係員らしき人は席案内も何もしなかったけど、これはホールじゃなくて主催者(ぴあ)の問題か。

2010/10/31

立川志らく独演会

立川志らく独演会 赤羽会館・講堂(北区)(officeダニーローズ)

志らくの高座は今年で3回目。1回目は日経ホールで桂雀々とのコラボ企画で「文七元結」と「疝気の虫」。2回目は圓生トリビュートで「死神」。で、今回は「寝床」と「子別れ」。
子別れのマクラで聞いた限りでは、これから先の口演では文七元結が結構多いようなので、「志らく百席」でもないのに演目が被らなかったのは運が良かったのかも知れない。ちなみに同じマクラで「今日のネタは直前に考えました」と言っていたから、主催者側からの注文は特になかった模様。他は何を話すか先に教えてください、という主催者なのかな。

いつもどおりの出足の遅さと板橋本町JCTの混雑と大雨、狭いコインパーキングに切り返し切り返しでクルマを放り込む、という複合的な原因に祟られて13時半開演の高座に45分遅れで赤羽に到着。開口一番には間に合わず。ただし志らくの高座には間に合った。ちょうどマクラのところ。客の入りは7分くらいか。意外に少なくて驚く。ほとんどが人生の先輩方。
「英語が分からないから英語の歌は聴けないって人はいませんよね。それと一緒で浄瑠璃も上手い人が演じると言っていることが分からなくてもいいものなんですよ」と始まって「寝床」へ。志らくのマクラは短くていいね。今回くすぐりにピンと来なかったのはお客のほとんどが自分より年齢層の高い人だったからだろう。
ここで休憩。休憩時間中にこの会場には駐車場があることに気がつく。考えてみれば公共施設だから当たり前か。慌ててコインパーキングに駐めて損したなあ。
続いて「子別れ」。「直前にこの噺をすることに決めました」といいつつ「持ちネタは200あります。林家木久蔵、、前のきくおくんですね、彼は3つだそうですけど」と1つ笑いを取って吉原の話へ、そして子別れ。弔いからの遅くなった理由の一つに「生焼けは嫌だって故人が言ってたから、焼け落ちるのを確認してた」ってのがあるのが笑った。あとは一緒に木場へ向かった番頭が道中で見つけてしまった息子に声をかけようかかけまいかと逡巡している熊五郎に「馬鹿っ! 会ってやるんだよ!」と叱りつけるところにぐっと来たりしている。でも、志らくの人情噺はどこか乾いているのがいいよな。

志らくはいつも水準以上を聞かせてくれるよなあ、と思いつつ引き上げる。
ここんところ落語ファン倶楽部やグッズを売っている会場が普通だったので、そういったものの売り場が全く無かったのが久々で新鮮というか地味に感じたというか。本当は落語ファン倶楽部を買うつもりでいたんだんだけど。

2010/10/17

六代目圓生トリビュート(夜の部)

圓生パラレルワールド!あの世の名人、この世の名人!(ざぶとん亭席亭風流日記)

そういえばねぎし三平堂(Googleマップ)が出来たばかりの頃くらいに「三平堂の高座に三平を復活させる、それも3Dで」というテレビの企画があったなあ。テレビ画面を通して見ると全く立体に見えない3D映像を白けた思いで眺めたが、ワイドショーの本質を理解している海老名香葉子がちゃんと泣いていたのは感心した。
そんな思い出があるせいで「高座で動画」ってのはどんなもんかと思ったが、今回はそこまで場所と映像が乖離した感じはせず普通に見られた。というか、引き継ぎ担当の志らくに限った話だけど。白鳥は最初から「スムーズな引き継ぎ」を目指していないので乖離どうこうは小さな話。

さて、開口一番は王楽。
王楽の落語(しの字嫌い)は初めて聞いたが親父より上手いんじゃないか? 親父は結構つっかえたりするしねえ。これは圓生の映像は無し。
その後、白鳥と志らくのトークショウ。白鳥が如何に師匠の師匠であるところの圓生を知らないかというエピソードに志らくが突っ込む、という構成。
ちなみに志らくは「圓生の口演は中学生の時に何度か見たことがある」と言っていた。ぐぐってみると昼の部で引き継ぎ役を勤めた三三は「圓生は生で見たことがない」と言っていたそうで、どうやら今回の会では志らくだけが唯一圓生を知っている人だったらしい。

そして本日の肝といえる圓生と志らくの共演。
圓生の口演を途中まで映像で流して志らくが引き継ぐ、という構成。演目は「死神」。圓生の映像は紀伊國屋ホールで撮られたものらしい。「紀伊國屋ホールで撮影された口演」が演目決定の最優先事項だっんだろうなあ。考えてみれば当たり前だけど、ある意味画期的な演目の決め方ですな。
で、実際に目にしてみると映像から高座への切り替わりもそれほど違和感が無く、気がつけば志らくワールドへ。

続いて白鳥と王楽のトークショウ。特にこれといった話はなかったかな。
で、いよいよトリの白鳥と圓生のコラボレート。
志らくの時の圓生の映像は舞台の引き映像から始まって「これから圓生が舞台に出ます」という演出が入っていたが、白鳥の方は「引き継ぐ」の意味が志らくとは全く違うせいか、映像は舞台を全く映さずバストショットから開始。
圓生の演目は「淀五郎」で、これを「似たような話」として白鳥が「聖橋(中村仲蔵のようなもの)」として引き継ぐという構成。

新作落語ってのはパターンがあってごくごく大雑把に分けると「マクラで使うタイプのネタを下敷きにしたもの」、「古典を下敷きにしたもの」、「オリジナル創作」っていったところか。ここでいうオリジナルは「無から創作した」という原理主義的な意味じゃなく、落語以外のものから受けた影響を作品に昇華した位の意味には取っていただきたいところ。
古典の持ちネタも多い昇太、喬太郎の新作が「オリジナル創作」という点に何か示唆的なものを感じるんだが、それはともかく白鳥は「マクラで〜」と「古典を〜」の合わせ技で創作する。談志が登場する「聖橋」もそのタイプで、中村仲蔵の筋を骨子に文七元結の見せ場を絡めて白鳥自身も登場する。面白いんだが、この手の話は内輪受けに近い笑いで終わっちゃうんだよなあ。いや、面白ければいいじゃないか、という意見は正論なので腐す気はない。自分の趣味とは違う、という心の狭い話をしただけで。

というわけで、まだ昭和の香りを残す紀伊國屋ホールを堪能した会ではありました。このトリビュート、林家彦六バージョンも見てみたい気がちょっとする。

2010/09/24

柳家花緑独演会「花緑ごのみvol.27」

花綠ごのみ vol.27(Me&Her)

本当は家から近い紀伊國屋ホールで見たかったんだが、法事で行けないことは分かっていたのでちょっと日にちが離れたニッショーホールで観劇。

内容はSWA(Wikipedia)の連作「明日の朝焼け」を花綠1人で演じるという趣向。
開始前にSWAのメンバーからのメッセージビデオが流れたらしいが、遅れて着いたので見逃した。

しかし見事でした。4人の芸風を完全コピー。マクラでごまかすこと一切なしで2時間を1人で喋りきった。勝負してる感がダイレクトに伝わってくる高座。
SWAは「喬太郎以外は個性が強すぎてちょっと、、、」という人もいるだろうから、これからはSWAは創作だけして高座は花綠に勤めて貰うといいかも知れない。

とはいうものの、見事なコピーということは、花綠ならではの話し方にはなっていない、とも言えるわけで。
創作落語というのは自分以外が演じることを想定せずに創られるものだろうから、古典よりも演者の個性を出すのが難しいのかもなあ。

2010/08/19

らくご@座・高円寺

先週は金曜日土曜日と座・高円寺2で落語三昧。

遊雀たっぷり、ときどき鯉昇(ざぶとん亭 風流企画:席亭風流日記)

こわくない写真(ざぶとん亭 風流企画:席亭風流日記)

金曜日は出遅れて遊雀の「風呂敷」をサゲの部分だけ。
続いて鯉昇の「船徳」。この人は登場しただけで笑いが取れるんだから凄い。
この夏、船徳聞くのは談春の独演会に続いて2度目。ま、今しなかったらいつするんだ、という噺ではあるけれど。こちらでは四万六千日の説明をしなかったので、それだけ「知っている」お客が多いって事なのか。
「こんなに身体を使う噺しなけりゃよかった」
といいつつ淡々と笑いを繋げていく芸風は、暑苦しくなくてこの季節にあってるなあ。
続いて二楽の紙切り。父親・正楽の思い出話をつらつらと語りながら切っていく。面白いけど、いつも思い出話を語っている訳じゃないだろう、とは思うが。あと、なんで芸協所属なのかなあ。親父は落語協会だったのに。途中で他の出演者が全員乱入して紙切り勝負、、、ってのは去年からのお約束らしいですな。
最後は遊雀。枕を早々に切り上げて「どうだい品川にでも繰り出そうか、、、」。
おっとこれは長講になるな、居残り佐平次。
佐平次が肺結核でないこと以外は正統派。肺結核云々は佐平次自身が居残りの理由として言うだけなので、本当に罹病しているのかどうかはそれほど大きな問題じゃないが。

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2010/07/26

見事に手が合う二人会

日経ホール落語 第六回 「桂雀々 立川志らく 二人会」(日経ホール&カンファレンスルーム)

なんか「あいつよりもっと変な世界を見せてやろう」という心意気がぶつかった感じのする二人会。
面白かったなあ。この2人を組ませた番組制作者は偉いなあ。

クルマで行こうか電車で行こうか迷ったが、代官町IC付近の駐車場は夏休み最初の日曜日ということで混んでいそうなので電車で。
日経ホールにも駐車場はあるが高いしね。

13:30開演と勘違いして「もう間に合わないなあ、この前みたいに最初が雀々と志らくの雑談だといいなあ」と出足の遅い自分の性格を呪いつつ地下道をず〜〜〜っと歩いて辿り着いたら14:00開演だった。
日経ホールのスタバで買ったコーヒーフラッペを飲んで発生した頭痛が収まった辺りで会場へ。

お、演台があるな。そういえば可朝の時は演台無かったなあ。
開口一番は雀々の弟弟子・紅雀で「普請ほめ」。
新築家屋を褒めるという「牛ほめ」(WIkipedia)の前半部分って事らしいが、米朝一門の場合はこうなるのか大分変えていて、甥っ子が1回おじさんの新築家屋をけなして怒られて帰ってきて年上の血縁(別の甥っ子?)に教わって再チャレンジで褒めに行く、という噺になっていた。で、褒め方をメモっていってそれをこっそり見ながら褒める。だから褒め言葉がうろ覚えの与太郎が途中でぐだぐだになる、という笑わせ方でもなくて牛も登場しなくてサゲも違う。(「なんだ、それをアタマの中に入れてきたって訳か」「いや、腹の中」)
へ〜、ほとんど創作だなあ。でも「見ながら褒める」ってところが「それ気がつくだろ!」という感じで気になるのが欠点。

続いて雀々。

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2010/07/25

立川談春独演会(西新井文化ホール)

立川談春 独演会(夢空間)

武蔵小金井から西新井へ電車で行くっていうのは結構面倒くさい。「黄金餅」ほどややこしい道中ではないにせよ。しかもホームは猛暑気温だし、帰宅時間帯なので電車の中は混んでいるし。板橋本町IC降りればすぐだからクルマで来れば良かったかなあ、でも道狭いなあ、と思いつつギャラクシーというこの辺の場所には似つかわしくない名前のホールへ。
そうしたら談春が枕で「辿り着いただけでも自分を褒めてあげたいでしょう。落語はともかくとして、どうぞゆっくりお休みください」と笑わせてくれた。

そんなわけで自分を褒めながら辿り着いたら、「当日券あり」の張り紙が。あらら、売り切れ御免じゃなかったのか。ここに当日券があってもわざわざ来ることはないだろうが。

開口一番は春太で「元犬」(Wikipedia)。サゲるところで「元はいないか? 元はいないか?」「はい、元は犬でございます」。え? 言葉の意味としては正しいけれど「元はいぬか? 元はいぬか?」じゃないと文字通り洒落になっていない。間違いなのかわざとなのか。

続いて談春が登場。枕は先ほど書いた猛暑の話と大相撲の野球賭博騒動。「なんで私が詳しいかというと月亭可朝師匠に教わりまして、、、」。自分は偶然教わる場所を見てしまったんだなあ。高田文夫も「野球賭博のコメントで可朝師匠が大忙しだってさ」とビバリー昼ズで言ってたな。
噺は「船徳」(Wikipedia)。噺と同じく流れるようなリズムに乗せられて、、、本当に眠くなってきた。何とか拍手をした覚えがあるが、サゲは変えてたっけなそのままだったかな。勿体ないことをした。
中入り中は爆睡して、中入り後に備えた。
中入り後の演題は「白井権八」(weblio)。始まったら隣のおばさんが気を遣ったのかちらりとこちらを見た。大丈夫ですよ、起きてるから。
しかし、歌舞伎とか講談がらみの話は本当はあんまり好きじゃない。知らないと分からない。この手の話はくすぐりもあんまり無いので話し手の口調が命。そういう意味では談春がこの噺を飽きずに聞かせるのはそれだけ上手いって事なんだろうけど。

終わって船徳をちゃんと聞かなかった事に後悔しながらトイレに入って出てきたら、写真集のサイン会に向かう談春と鉢合わせ。思わず頭を下げたら、聞こえるか聞こえないかの声で「ありがとうございました」と返してくれた。

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