2010/09/02

要するにエヂムンドの監督版か?

ザッケローニ監督「初のイタリア人監督というのは大きなチャレンジ」 (スポナビ)

今週のサカダイはC大阪特集なるも、見開き以上の記事で代表監督も扱っていた。
「発売日までには決まらない!」と勝負を賭けたのなら外れた格好。もちろん勝負は勝ち負けがあるから勝負と書くのであって、外れたのは仕方ない。
個人的には興味深かったのは代表監督の選出に難航している理由と協会が掲げる「次期代表監督の条件」。
難航していたのは、これまでは監督を「外国の協会との関係」で呼んできていたが、それを止めて通常の監督選考と同じ手法「条件を挙げ、それに当てはまる人材を捜し、その人に声をかける」を選択したため。初めての活動だけに経験不足から色々あったらしい。

更に選出条件をみると「スペイン人であること」「スペインサッカーを目指す」とは別にどこにも書いていない。
考えようによっては、曲がりなりにも日本サッカー界の指導的立場にある団体が、そんな具体的な国名を挙げるような稚拙な目標を掲げるわけが無いのは分かっていたが、やはり原委員長に対する先入観と「バルデベルデの名前が挙がった」ということで、自分も「目指せスペイン」報道に毒されていたということかと、遅まきながら気がついた。

トゥット・スポルトはザッケローニのことを「終わった人」と言っているらしいが、それでも錚々たる面子の並ぶセリエA歴代優勝監督のうちの1人。この格の監督が極東にやってくるなんてことはこれまで考えられなかったわけで、もちろん代表の健闘が後押ししてくれたんだと思う。それを利用しただけでも日本協会を称えたいところ。
「ジーコでいいじゃないか」なんての(Wikipedia)がいないと違うなあ。

もちろん格とレベルは一致するわけではない訳で、ザッケローニが引く手あまたの超一流レベルなら2億円(らしい)という年俸を呑むはずがない。同じセリエA優勝監督のジョゼ・モウリーニョの年俸はその10倍以上なわけだし。
ただ、どちらかというとセリエAのお笑い系選手だったエヂムンドが、まだバリバリの現役状態でJに来たらもの凄いハイレベルなプレーを見せてくれたことを思い出すと、やっぱり期待はしてしまうなあ。

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2010/08/27

年俸が上がるとは意外

浦和MF阿部、英レスター合意25日に渡欧(日刊スポーツ)

ソウザ監督、阿部を評価=本人は身体検査-欧州サッカー(スポナビ)

監督がパウロ・ソウザ(Wikipedia)で推定年俸が120万ユーロというから、日本人が思い浮かべる2部とはやはりスケールが異なる模様。J1=イングランドチャンピオンシップといった位のレベルか。
もっともパウロ・ソウザは監督としてはそれほどの実績を持つわけでないので、「監督がパウロ・ソウザ」という状況を贅沢と思えるかどうかはちょっと微妙だが。

とはいうものの、定期昇給を思わせる微妙な増額っぷり年俸を見るにつけ、実は阿部がバックアッパーとして獲得されたのなら、レスターは浦和より金持ち、と見ることが出来るかも知れない。そうなるとイングランド2部のレギュラー選手はかなり貰っているんだなあ、J1=イングランド3部か?ということになるが。
そういえばQPRはフラビオ・ブリアトーレ(Wikipedia)とバーニー・エクレストンが買収したんだったっけ。メリットがなければ金を出しそうもない2人が財布の紐を緩めるだけの価値があるのなら、やっぱりイングランド2部を馬鹿にすることは出来ないのだな。

、、、選手1人の移籍でリーグのレベルを判断してしまうのは良くないか。

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2010/08/25

ゆく人来ない人

海外挑戦に強い意欲=阿部、レスター移籍へ渡英―サッカー(スポナビ)

矢野、移籍交渉で渡独へ 1部のフライブルク(スポナビ)

阿部勇がイングランド2部リーグで、矢野がドイツ1部リーグというのも案外だが、巻がロシア1部に行ってることから判断すると、海の向こうの1部リーグには父オシムっぽい監督が多いということかも知れない。

新監督候補、回答待ち3人=サッカー日本代表(スポナビ)

原委員長が監督代行=交渉難航で時間切れ-サッカー日本代表(時事ドットコム)

まさかとは思うが原委員長のスペイン人脈は「視察旅行の時に相手にしてくれた」というのではないよな。万が一そういうことなら、視察旅行とビジネスでは対応が異なる、という現実に直面してしまったということなのか?
でも、ペジェグリーニに声をかけたという度胸は買いたい。その名前は報道にも出てこなかったよなあ。

しかし、いよいよとなったら父オシム人脈で東欧の監督でも連れてくればいいのに。そうでなければオリベイラか。オリベイラでもオーストラリアの現代表監督(Wikipedia)よりは格上じゃないかと思うが。

このように揉めてはいるが、小倉会長は「原委員長に一任している」訳で形式上直接的な責任は被らない。実は結構策士なのかも知れない。

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2010/08/13

A.コールも行くかもなあ

モリーニョ監督、A・コールやジェラードらの獲得を否定(スポナビ)

レアル・マドリー、ポルトガル代表DFカルバーリョの獲得を発表(スポナビ)

モウリーニョがマスコミに本音を語ることはないだろうと思ってはいたが、獲得を否定してから2日後に移籍が決定するってのも結構凄い。しかもニュースソースは一緒。
ここまで豪快な前言撤回というか朝令暮改はちょっと記憶に、、、ああ、都倉がC大阪に行くとか行かないとかいうニュースを神戸が獲得したニュースと一緒に放置が掲載していたっけ。

しかし監督から「年齢的に『これから作る』チームにそぐわない」と言われちゃってるんだよなあ。
獲る前に監督から「繋ぎです」と断言されてる新加入選手ってのも珍しい。ほのめかされたり周囲に勝手に言われることはよくあるが。

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2010/08/09

フロントが無能でも現場は頑張るしかない

バルベルデ氏オリンピアコス監督就任合意(日刊スポーツ)

監督候補との交渉難航か=サッカー日本代表(スポナビ)

「3人に絞り込んだ」ってのは協会が勝手に決めただけであって、相手にしてみれば「交渉の順番が来るまで待ってます」なんて気持ちはなかったらしい。
それとも「交渉優先順位」が報道されたのがマズかったのか。
いずれにせよ「終わってみたらオリベイラ」なんて4年前を思わせる不手際が起こったら日本代表の健闘を日本協会は活かせなかった、という結論になるわけだな。

どこかのJクラブも似たようなものだから、別に協会のフロントが飛び抜けて酷いって事もないんだろうけど。

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2010/08/08

義理堅い人だ

オシム氏が順大客員教授、秋にもコーチング総論(YOMIURI ONLINE)

東大の講義録ってのがiTSにポッドキャストとして登録されているが、この講義だったら有料でも登録するぞ。無理かなあ。

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2010/08/06

あっさり名前が出ちゃいましたな

代表監督候補フェルナンデス氏と交渉へ(日刊スポーツ)

協会の情報統制ってのはダメなのかなあ。
しかし、本当にファン・バステンが交渉の席に着くのか?
現実的に考えると彼を雇うなら参謀的な人材が必要だと思うけど。

とはいうものの、ヒディングを引っ張ってきた上その後任にアドフォカートを据えた韓国と比べて、トルシエ後任の名前にブルーノ・メツとかボラ・ミルティノビッチという夢のない名前ばかり挙がっていた、しかもその上結論は一番間違っていた、という昔を考えれば出世したもんだ、日本代表。その後任はJクラブから強奪するし、その後任は昔の名前で引っ張ってくるし。
やっぱり交渉ってのは人脈だなあ。まあ、原博美が全権委任されているからスペイン系の人脈になったんだろうけど、逆に言えば協会にはそういうしっかりとした人脈を持つ人が他にいない、という寂しい現実を映しているだけか。

もちろん、日本代表が南アで健闘したからスペイン人も乗り気になったんでしょうな。
そういえばウイング使ったしな岡ちゃん。
だから、全然繋がっていないようで父オシム(案外ウイングを使う)−岡ちゃん−スペイン系の誰かという感じで緩く繋がっているように見えなくもない。
協会は全然意識してないだろうが、世の発展進化なんてこんな感じで偶然が二転三転して何となく次のステージに至っているものなのかも知れない。もちろん発展進化に繋がっているのかどうかも現時点では分からないが。

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2010/07/28

解任二題

監督交代のお知らせ [ 京都 ](J's GOAL)

長期的視野に立つ強化を頼まれてフロント入り→総監督で現場復帰→監督就任→解任

こうして書くと段々と格下げされているように見えなくもない。
当初構想が大幅に変更された挙げ句、フロントから現場指揮まで丸投げされ、そのうえクビになったのなら気の毒。だとしたら京都の経営陣の行き当たりばったりさは変わりなかったということなのか。
自分から希望して監督に就任したというのならまた話は別だけど、加藤久自身は就任を渋ってたような報道があったが。

マラドーナ監督を解任=コーチ刷新で協会と対立―アルゼンチン代表(スポナビ)

「マラドーナ監督 in ブラジウ」の可能性が極小になった以上(再登板の可能性もあるからゼロではない)、ブラジルW杯は人生捨てでも見に行くW杯ではなくなった、ということで。人生捨てない程度に見物に行こう。

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2010/07/26

川渕絡めば何でも怪しい

新会長に小倉副会長=犬飼会長退任、岡田監督ら新理事に―サッカー協会(スポナビ)

驚きの会長交代=続投意欲、一転辞意-サッカー協会理事会(時事ドットコム)

小倉会長「2年の任期で取り組む4つの課題」 小倉会長「2年の任期で取り組む4つの課題」(スポナビ)

犬飼基昭前会長 ごあいさつ(JFA)

条件適用外の小倉副会長をわざわざ担ぐんだから不自然な人事である、ということは各媒体でも共通認識の模様。

代表がW杯で崩壊しながら何事もなく続投した会長ってのもいたんだから、代表がW杯で健闘したのに慣例を破って1期でクビになる会長がいたっておかしくはないだろう、っていうのが次期役員候補推薦委員会(委員長・川淵三郎偉大なる指導者同志)(Wikipedia)の判断か。
しかし犬飼前会長の退任理由が「体力が続きそうもない」ってのに70過ぎの人を後任に据えるっていうのも不思議な判断だな。
犬飼前会長本人に聞いた訳じゃない身としては「嘘付け」とは言えないが。

小倉新会長が記者会見で「2年しかしません」と明言しているのは年齢もあるだろうが、何か裏にメッセージがあるんじゃないか、と読めなくもない。

もっとも、この「お前の時にもあったら良かったのにな」委員会が普段から会長に色々言う訳じゃなく任期が来るときにだけ招集される委員会なら、最初から1期で辞めるつもりの小倉会長にはこんな委員会は気にせずに好き勝手に振る舞って欲しいところ。Jリーグを秋春制にするかどうかはともかくとして。

しかし偉大なる指導者同志の名前が登場すると何でも怪しく見えてしまうなあ。会長を選出した人たちが記者会見に参加しないのも不思議だ。

セルヂヲにしてみれば絶好のコラムネタかも知れないが、あの人、自分で取材する訳じゃないからな。

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2010/07/23

W杯人事がレベルアップに繋がるとは限らない

李正秀がカタールへ移籍 鹿島の韓国代表DF(スポナビ)

今回のW杯に出場したアラブ系の代表はアルジェリアだけだったので、ペルシャ湾岸系リーグの選手なんて皆無だろうなと思っていたが、このニュースを見てふと気になって調べてみたら2人いた。1人はチリの選手でもう1人が韓国代表の、、、あ、李榮杓って今アラブだったんだ。あとはカンナバーロも一応アラブ所属か。

おそらく日本の代表選手にも声はかかっているんだろうが断っているんだろうな。日本の代表選手って「カネよりもサッカーの質」に拘りそうだから。この辺が父オシムの言う「日本のサッカー界には純粋なところが残っている」という事なんだろう。あとは「アラブって何となく嫌」くらいの感情的な部分もあるんだろうが。

んが、李正秀が「次のブラジルは年齢的に厳しそうだし、ここらで年金を稼いで晩年はKリーグってところかな」と判断したとしても、それはそれで正しい。現役時代は人生の半分にも満たない期間の話だけに、後半生を考えるのは先見の明があると言ってもいい。東アジアの選手だとW杯か欧州リーグで活躍しないとブランド好きのアラブは声をかけないだろうから、チャンスもそんなに無いだろうし。

日本の代表選手も1人くらいは「現実的に次のW杯は厳しそうだから、人柱も兼ねて一丁見物してみるか」くらいの気持ちでアラブのオファーを受ける人材が出てきていいかもしれない。その時の経験を還元してくれれば他の選手が移籍を検討する材料になるだろうし。
しかし高原に声はかからなかったのかなあ。

高原が韓国移籍 Kリーグ強豪の水原へ(スポナビ)

ところでアラブのクラブにかつての大スターが年金稼ぎに行く、というニュースはよく見るが、ACLにその手のスターが登場しないのはどういうことなんだろう。「スターを獲るクラブ=真面目にサッカーをしていないクラブ」ってことでいいんだろうか。

ついでに書くと日本代表以外でJ所属の選手は韓国に1人、北朝鮮に2人、オーストラリアに2人の計5人。意外や中国リーグ所属の選手もホンジュラスに2人いた。こう考えると贔屓目なしにJリーグってアジアを代表するリーグなんだな。だからACLでの早期敗退は「レベルに合わない」と非難されても仕方がない。

ところで、サカダイで思い出したが、今週のサカダイにズィッコのインタビューが掲載されていた。
彼が今回の代表に何を思おうが知ったことではなかったが、気になることがあったので斜め読み、そして安心。日本代表監督に再チャレンジするつもりはないそうな。

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