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2010/09/11

消去法なら一番?

関塚氏らスタッフ7人 ザッケローニ監督新体制(スポナビ)

A代表と五輪代表があまりに予選で苦戦したために、お互いのフィードバックどころではなくなってしまった感のある前回を考えると、今回の関塚U-21監督のA代表スタッフ入りも名目だけにならないだろうか、という不安はある。
最初からA代表監督にその気はなかったらしい前々回はともかくとして。

個人的にはサカダイで加部究が披露していた意見
「本当は父オシムもそうだが、ザッケローニや(原委員長と仲のいい)ハビエル・イレルタのような経験豊かな人材は現場指揮をお願いするよりも指揮官を育てるような立場にいて貰った方がいいんじゃないか? 今回で言えばザッケローニ技術委員長、関塚A代表監督みたいな格好にした方が、日本の指揮官のレベルアップに繋がったと思う」
が妥当だとは思うが、今更言っても始まらない。

しかし、そのサカダイでもサッカー批評でも「諸手を挙げて」という感じどころか「いや〜、どうなんですかね」的な評価が勝る感じのザッケローニ監督。

確かにこの人、判断が難しい経歴を持つ。
彼がまだユーヴェの監督だった頃、WSDで以前「繋ぎばっかり任される監督、それなりの結果を残しても契約延長を勝ち取れない」と評価された記事を読んだことがあるが、結局のところ腰を据えて自由に采配を振るえたのはウディネーゼまでで、後はオーナーの介入に悩まされたり(ミラン)、バブルを謳歌していたクラブの崩壊期だったり(ラツィオ)、「もっとスター性のある監督(マンチーニ)を据えるまでの繋ぎ前提契約」だったり(インテル)、リーグ開幕前に急遽就任したり(トリノ)、フロントがフットボール界での立ち振る舞いがよく分かっていない面々だったり(ユーヴェ)と、落ち着いてチーム作りが出来なかった不運な部分はある。
とはいうものの繋ぎとはいえイタリアの3大クラブから声がかかる程度の手腕は認められていたとも考えられる。箸にも棒にもかからないレベルの人だったら、繋ぎだって3大クラブから声がかかることは無いだろうし。
しかしトリノでは急遽就任したとはいえ、シーズンが進むにつれて成績を落としていくという就任期間に反比例したチーム構築を披露してしまう。だから「本当は中堅クラブ向きなのにメジャークラブばっかり任された不運な人」という考え方も出来ない。そんなわけで判断に悩むネタが揃ってしまっている。
さらにそのトリノをクビになった後、ユーヴェから声がかかるまで(それも繋ぎで)「空き家」だったという点も不安にさせる。日本代表以外に声はかかっていたのかなあ。

ちなみにサッカー批評では「本国では『ベスト10には入らないが、ベスト20になら入る監督』と評価されている」そうな。しかし今のイタリアのナンバーワン監督って誰だ? モウリーニョはもうスペインの監督だからラニエリかプランデッリかなあ。それに20位だったらセリエA最下位の監督という可能性もありますが。(セリエAは20チーム)
でも、セリエAでベスト10に入る監督が極東までやってくるか?

「クラブの不運を逆手にとって(弱みを突いて)クラブを掌握してしまう」ほどの豪腕というか悪辣な部分は無い人らしいから、案外「実績のある外国人監督」としては協会と上手く付き合えるかも知れない。それにインテルでもユーヴェでも混乱期に就任していたと考えれば、前記のとおりにそれなりの成績を残していたとは思うし。まだ腕をふるう前からこういう消去法で考えても仕方ないわけだが。

しかし、もし「これからは今回のように『普通の方法』で監督を選ぶぞ」と協会が腹を括っているのなら、契約期間内にも原委員長はこっそり「欧州漫遊」を怠らない方がいいかも知れませんな。それくらいの腹芸はあった方がいいだろう。

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