« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »

2010/08/27

年俸が上がるとは意外

浦和MF阿部、英レスター合意25日に渡欧(日刊スポーツ)

ソウザ監督、阿部を評価=本人は身体検査-欧州サッカー(スポナビ)

監督がパウロ・ソウザ(Wikipedia)で推定年俸が120万ユーロというから、日本人が思い浮かべる2部とはやはりスケールが異なる模様。J1=イングランドチャンピオンシップといった位のレベルか。
もっともパウロ・ソウザは監督としてはそれほどの実績を持つわけでないので、「監督がパウロ・ソウザ」という状況を贅沢と思えるかどうかはちょっと微妙だが。

とはいうものの、定期昇給を思わせる微妙な増額っぷり年俸を見るにつけ、実は阿部がバックアッパーとして獲得されたのなら、レスターは浦和より金持ち、と見ることが出来るかも知れない。そうなるとイングランド2部のレギュラー選手はかなり貰っているんだなあ、J1=イングランド3部か?ということになるが。
そういえばQPRはフラビオ・ブリアトーレ(Wikipedia)とバーニー・エクレストンが買収したんだったっけ。メリットがなければ金を出しそうもない2人が財布の紐を緩めるだけの価値があるのなら、やっぱりイングランド2部を馬鹿にすることは出来ないのだな。

、、、選手1人の移籍でリーグのレベルを判断してしまうのは良くないか。

2010/08/25

ゆく人来ない人

海外挑戦に強い意欲=阿部、レスター移籍へ渡英―サッカー(スポナビ)

矢野、移籍交渉で渡独へ 1部のフライブルク(スポナビ)

阿部勇がイングランド2部リーグで、矢野がドイツ1部リーグというのも案外だが、巻がロシア1部に行ってることから判断すると、海の向こうの1部リーグには父オシムっぽい監督が多いということかも知れない。

新監督候補、回答待ち3人=サッカー日本代表(スポナビ)

原委員長が監督代行=交渉難航で時間切れ-サッカー日本代表(時事ドットコム)

まさかとは思うが原委員長のスペイン人脈は「視察旅行の時に相手にしてくれた」というのではないよな。万が一そういうことなら、視察旅行とビジネスでは対応が異なる、という現実に直面してしまったということなのか?
でも、ペジェグリーニに声をかけたという度胸は買いたい。その名前は報道にも出てこなかったよなあ。

しかし、いよいよとなったら父オシム人脈で東欧の監督でも連れてくればいいのに。そうでなければオリベイラか。オリベイラでもオーストラリアの現代表監督(Wikipedia)よりは格上じゃないかと思うが。

このように揉めてはいるが、小倉会長は「原委員長に一任している」訳で形式上直接的な責任は被らない。実は結構策士なのかも知れない。

2010/08/21

欠点は2人以上の観劇が難しいこと

target="blank">高速道路の渋滞はパペットショーで楽しもう!(Autoblog JP)

Traffic jam puppet shows an interesting way to pass the time, All Things Considered(Autoblog)

先進工業国でまともに夏期休暇を取れないのは日本くらいという話もあるが、その代わりに海の向こうでは海のこっちよりも失業率が高かったりしてなかなか以て世の中は上手くいかないように出来ている。
それはともかく、長い夏休みを獲る国々だけあって渋滞の過ごし方も慣れたもの。道路上で移動人形劇まで開催されるんだから。

これはJoel Kyack(ジョエル・カヤック)というアーティストが始めた野外パフォーマンスで、LAフリーウェイのラッシュアワー時間帯だけ公開されるという、、、なんだ、夏休渋滞じゃなくて通勤渋滞用か。セリフはFM電波で周囲60メートルに飛ばしているそうで、このクルマを見つけたらラジオの周波数を89.5MHzに合わせれば聞こえるそうな。
ちなみに「ドライバーがシグナル(ブレーキランプ)を見落として事故ったりしない?」というレポーターの質問には「みんなゆっくり走っている(時間帯だ)から大丈夫だ」と応えている。
9/21までの公開で、最後はHammer Museumというなんとなくふさわしい気がする名前を持つ美術館でクロージングを行うらしい。
ただ賢明なる大兄諸氏は綴りが違うことからお気づきのように、残念ながらこのHammerはここ(Weblio辞書)の社長だった人(アルマンド・ハンマー)が設立したので付いた名前で、廃止予定のクルマのブランドとは関係ないとか。

首都高でもして欲しい気がするが。これ(Business Media 誠)よりは面白い気がする。

2010/08/19

当事者は教訓を得ていないかも

ここがヘンだよ「みんなの党」 その2(JBPress)

米経済の二番底懸念は妥当か?(JBPress)

狙いなのか偶然なのか「中央銀行ってそんなに力はないよ」「でも、他によりどころもないのでみんな頼っちゃうんだよなあ」という主旨で書かれた海の向こうとこっちの記事が並んだ。
海の向こうの記事によると「大規模な財政出動は効かない」というのが世界が日本から得た教訓なんだそうだ。

らくご@座・高円寺

先週は金曜日土曜日と座・高円寺2で落語三昧。

遊雀たっぷり、ときどき鯉昇(ざぶとん亭 風流企画:席亭風流日記)

こわくない写真(ざぶとん亭 風流企画:席亭風流日記)

金曜日は出遅れて遊雀の「風呂敷」をサゲの部分だけ。
続いて鯉昇の「船徳」。この人は登場しただけで笑いが取れるんだから凄い。
この夏、船徳聞くのは談春の独演会に続いて2度目。ま、今しなかったらいつするんだ、という噺ではあるけれど。こちらでは四万六千日の説明をしなかったので、それだけ「知っている」お客が多いって事なのか。
「こんなに身体を使う噺しなけりゃよかった」
といいつつ淡々と笑いを繋げていく芸風は、暑苦しくなくてこの季節にあってるなあ。
続いて二楽の紙切り。父親・正楽の思い出話をつらつらと語りながら切っていく。面白いけど、いつも思い出話を語っている訳じゃないだろう、とは思うが。あと、なんで芸協所属なのかなあ。親父は落語協会だったのに。途中で他の出演者が全員乱入して紙切り勝負、、、ってのは去年からのお約束らしいですな。
最後は遊雀。枕を早々に切り上げて「どうだい品川にでも繰り出そうか、、、」。
おっとこれは長講になるな、居残り佐平次。
佐平次が肺結核でないこと以外は正統派。肺結核云々は佐平次自身が居残りの理由として言うだけなので、本当に罹病しているのかどうかはそれほど大きな問題じゃないが。

続きを読む "らくご@座・高円寺" »

2010/08/13

A.コールも行くかもなあ

モリーニョ監督、A・コールやジェラードらの獲得を否定(スポナビ)

レアル・マドリー、ポルトガル代表DFカルバーリョの獲得を発表(スポナビ)

モウリーニョがマスコミに本音を語ることはないだろうと思ってはいたが、獲得を否定してから2日後に移籍が決定するってのも結構凄い。しかもニュースソースは一緒。
ここまで豪快な前言撤回というか朝令暮改はちょっと記憶に、、、ああ、都倉がC大阪に行くとか行かないとかいうニュースを神戸が獲得したニュースと一緒に放置が掲載していたっけ。

しかし監督から「年齢的に『これから作る』チームにそぐわない」と言われちゃってるんだよなあ。
獲る前に監督から「繋ぎです」と断言されてる新加入選手ってのも珍しい。ほのめかされたり周囲に勝手に言われることはよくあるが。

2010/08/10

提携しないところが勝てるかも

ケータイ大手3社が電子書籍事業へ本格参入--各社の動向を振り返る(CNET Japan)

iTSが成功したのは「会社縛り」が無かったってのも一因で、要するにソニーのmoraだとソニー以外の会社にしてみれば「なんでソニーの商売に手を貸さなきゃなんないんだよ」ということになってコンテンツが集まらないが、iTSはモノがデータになること以外は単なる販売店だから、交渉次第でコンテンツを集めることが出来た、という訳。一時期アップルがユニバーサル・ミュージックを買収するという噂(CNET Japan)があったが、もしこれが本当だとして実現しなかったのは「iTSから他のレコード会社が逃げかねない」という判断故だろう。

というわけで、キャリア各社とも色々と動いていることではあるが、それぞれのキャリアに電通、凸版、DNPと媒体を牛耳る存在がきれいに分かれて提携しているところが怪しい(笑)
とはいうものの、ソフトバンクとKDDIはコンテンツの持ち主と提携しているところが弱い。
となるとDNPとだけ組んだドコモは慧眼と言えるのかも知れないが、「電子書籍専用スマートフォン」という中途半端な製品をぶち上げている点で先行き不安。「電子書籍専用端末」か「電子書籍も読めるスマートフォン」ならまだ分かるが。そんなの請け負いたがるハードウェア会社はいるのかねえ。
結局、プラットフォーム提供側としてはなにやら色々提携するよりは「こういうプラットフォームを作りました、コンテンツを提供してくれません?」とさっさと各出版社と交渉を始めた方が話が早い気がするが。「紙→デジタル」への変換をどれだけ楽に行えるか、あるいはその費用をある程度プラットフォーム側が負担するのか、というのが交渉の要点かな。

コンテンツ提供側としての正しい振る舞いは、勝手連的に動き回って全部のプラットフォームにコナを撒くってところではないかな、と思う次第。ダメになったところから徐々に引き上げていけばいいわけだし。

2010/08/09

フロントが無能でも現場は頑張るしかない

バルベルデ氏オリンピアコス監督就任合意(日刊スポーツ)

監督候補との交渉難航か=サッカー日本代表(スポナビ)

「3人に絞り込んだ」ってのは協会が勝手に決めただけであって、相手にしてみれば「交渉の順番が来るまで待ってます」なんて気持ちはなかったらしい。
それとも「交渉優先順位」が報道されたのがマズかったのか。
いずれにせよ「終わってみたらオリベイラ」なんて4年前を思わせる不手際が起こったら日本代表の健闘を日本協会は活かせなかった、という結論になるわけだな。

どこかのJクラブも似たようなものだから、別に協会のフロントが飛び抜けて酷いって事もないんだろうけど。

2010/08/08

義理堅い人だ

オシム氏が順大客員教授、秋にもコーチング総論(YOMIURI ONLINE)

東大の講義録ってのがiTSにポッドキャストとして登録されているが、この講義だったら有料でも登録するぞ。無理かなあ。

F1ほど資金は必要ないし

Saab linked to WRC entry(Autocar.co.uk)

ラリージャパンも近づきながら、相変わらずシトロエンが強い今日この頃。WRC参戦に対して興味を抱くメーカーが妙に増えたらしい。
この記事ではサーブの参戦が扱われているが、ラストの方ではフォルクスワーゲンもダカールラリープロジェクトが終了したら参戦するつもりだとか無いとか、という話題も挙げられている。
両方とも噂される参戦時期は2012年。果たしてその年にラリージャパンは開催されるだろうか。

2010/08/06

あっさり名前が出ちゃいましたな

代表監督候補フェルナンデス氏と交渉へ(日刊スポーツ)

協会の情報統制ってのはダメなのかなあ。
しかし、本当にファン・バステンが交渉の席に着くのか?
現実的に考えると彼を雇うなら参謀的な人材が必要だと思うけど。

とはいうものの、ヒディングを引っ張ってきた上その後任にアドフォカートを据えた韓国と比べて、トルシエ後任の名前にブルーノ・メツとかボラ・ミルティノビッチという夢のない名前ばかり挙がっていた、しかもその上結論は一番間違っていた、という昔を考えれば出世したもんだ、日本代表。その後任はJクラブから強奪するし、その後任は昔の名前で引っ張ってくるし。
やっぱり交渉ってのは人脈だなあ。まあ、原博美が全権委任されているからスペイン系の人脈になったんだろうけど、逆に言えば協会にはそういうしっかりとした人脈を持つ人が他にいない、という寂しい現実を映しているだけか。

もちろん、日本代表が南アで健闘したからスペイン人も乗り気になったんでしょうな。
そういえばウイング使ったしな岡ちゃん。
だから、全然繋がっていないようで父オシム(案外ウイングを使う)−岡ちゃん−スペイン系の誰かという感じで緩く繋がっているように見えなくもない。
協会は全然意識してないだろうが、世の発展進化なんてこんな感じで偶然が二転三転して何となく次のステージに至っているものなのかも知れない。もちろん発展進化に繋がっているのかどうかも現時点では分からないが。

2010/08/03

他と比べて角張りすぎてる気もする

BMW、プロドライブとWRCへ!(RALLY PLUS. NET)

もう旧聞ではあるものの「あ、カントリーマンがベースか、なるほどね」と思ったことだけは記しておきたい。
ラリージャパンどうしようかなあ。

2010/08/02

リーマンショック・コンフィデンシャル

(ハヤカワオンライン)

扱われている期間は1年に満たないのに700ページを超える大作。時系列的に描かれているが故に却って同時進行で描かなければならない場面が膨大になり、めまぐるしく転換していく。いわゆるグランドホテル形式(Wikipedia)。金融版ER。

もちろん登場人物も大変な数で、前半ちょい役のくせに後半再登場したりしてはっきり言って途中で覚えるのは諦めた。まあ、複線が回収されるようなミステリーじゃないからね。ミステリーと違って現実だから事件も解決しないんだが。

とはいうものの、物語が進行して行くにつれて自然に登場人物の色分けが出来てくるのが面白いところ。
主人公はポールソン財務長官。前半はもう1人の主人公としてリーマンブラザーズのCEOリチャード・ファルドが強烈な個性を発揮。慌ただしい物語を更に加速させる。リーマンが破綻してファルドが退場すると代わって主人公に躍り出るのがAIGのCEO、ロバート・ウィラムスタッド。ただし、「典型的なウォール街の銀行家」と描かれているようにファルドほど面白い人ではないのが残念。
全編に渡って助演するのがガイトナーNY連銀総裁とJPモルガンCEOのジェイミー・ダイモン。ガイトナーが主人公の相棒で、ダイモンがはっきり言って悪役。
他の登場人物というかCEOたちは叩き上げが多いのに対し、ダイモンは銀行家3代目。「ある程度最初から成功が約束されていた」なんていう作者の評価が悪役感を加速させる。ベア・スターンズ救済交渉を有利に勧めたり、ヤバくなった金融機関に「保証金を払ってくれないと、、、」なんて電話したりと、わざとそういう場面ばかり描いているんじゃないかと思わせてくれるくらいの悪役ぶりを発揮。ただし、他の登場人物が「まだ何とかなるのでは?」と思っていたときに「下手すりゃアメリカ金融が全滅するぞ」という危機感を最初に持ったのも彼なので、立ち回りが周りより半歩早く、ちょっとずるがしこく見えるのもやむを得ない。報道ではその名がよく取り沙汰されるベン・バーナンキFRB議長がほとんど登場しないのが案外なところだが、FRBは立法機関じゃないからか?

最後に政府が主要金融機関に力ずくで公的資金注入を呑ませるところで物語は終わる。
意外だが、この公的資金注入は政府の介入を嫌う金融機関(ウエルズファーゴ)は迷惑がり、JPモルガンも「これじゃライバルがみんな助かってしまう」と思いつつ渋々受けたんだとか。

この本に結論はない。
その時のアメリカの主要人物たちの判断が正しかったのかどうかは未だに議論されているわけだから、これは仕方がない。
五大投資銀行は全て消えてしまい(ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーは銀行持株会社へと業態を変えた)、アメリカの失業率は高いままで、欧州の一部の国々は国債の格付けが下がり、、、と未だに世界は後遺症を抱えているが、あのときに対策を講じていなければもっと酷いことになっていたのかも知れないし、ならなかったかも知れない。

この本が教えてくれるのは、アメリカのおそらく最高クラスのホワイトカラーであろうと、人間というのは連絡ミス、間違った楽観、思い違い、個人的感情で後から見れば苛立たしいくらいに状況を見誤るんだ、という他の歴史でも確認できる事実か。
じゃあ、他の歴史書でもいいんじゃないか? という意見ももちろんだが、最新科学であったはずの「金融工学」という錦の御旗の下に「市場の秘密を解いた」と思いこんでいた人たちが、実はそんなことはなかったという点が興味深い。
人間は始皇帝の時代よりは知性的になっているのは間違いないとは思うが、根本のところでは太古からそれほど変わってはいないし、おそらく今でも我々は何かを勘違いしているんだよ、ということを認識するにはもっとも適している事後検証だと思う。
911とイラク戦争はテロリストとアメリカがお互いに勘違いしていただけだからね。

そんなわけで「投資銀行家は愚かだったかも知れない。でも、自分は? 儲かるチャンスが目の前にあってそれを捨てて清貧主義でいられるのか? みんながそういう状況に陥ったら? 誰がいつそれを止める?」という問いに対して「みんなに清貧主義を強いれば良いと思う」という人は読まなくても良いと思う。世間はそれを社会主義という。もちろん現実の社会主義は「指導層以外の全てに清貧主義を強いる」体制だったわけだが。

そうでない人は自らの懐疑主義を強化するために読んだ方が良いと思う。
やっぱり「ブラック・スワン」(ダイヤモンド社)とセットがいいかな。

ちなみにこの本の唯一のグラフィックとして三菱UFJがモルガン・スタンレーに援助した資金「90億ドルの小切手」を拝むことが出来ます。日米とも銀行休業日で送金できず、でも休日明けに送金がずれ込むとモルガン・スタンレーが潰れる可能性があったという理由から生まれた冗談みたいな存在だが、それだけ想像を超えた事態が起きたんだという証拠とも言えるかな。

« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »

2016年11月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

Googleサイト内検索

観戦、旅行、その他諸々

フォト