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2010/07/07

「メディアはメッセージだが脳みそはない」デヴィッド・クローネンバーグ

熊崎敬という人がサカダイに日韓大会の時の金子達彦みたいなこと(過ちを認めよう)を書いていたので、誰だろう、この自意識過剰な人は、と思ってぐぐってみたら2000年にフリーになってサッカージャーナリストになったんだとか。モロにたつー世代か。自分と同世代。自分と同世代のサッカージャーナリストには要注意って事だな。

内容は、「現地にいるので分からないが、日本では盛り上がってるそうだね。でも、批判すら許さないという空気があるのは良くない、こちらでは凡戦扱いだよ」というもの。

自分もこういう風に「渦中にいながらクールに振る舞う」ってのが格好いいんだと思っていた時期があっただけに、顔から火を噴くような思いのする文章だったが、まあ、自分の古傷はいい。
それよりも見当外れの苦言だということに、本人が気がついていないのが悲しい。

つまり今、「批判を許さない」態度をとっているのは普段はサッカーを見ない世間様と彼らを相手にしたワイドショー&スポーツ紙レベルのメディアであって、相手にする価値のないもの。

サッカージャーナリストが行うべき事は、何を言っても分からない(分かっても得をする訳じゃないから)世間に喧嘩を売るという徒労に終わる「苦言」ではなくて、試合の分析と提言、あとせっかくW杯に行っているなら現地情報の提供。こういう風に(スポナビ)。

そんなわけで怒っている相手も明確でないまま文章を書くとこういう事(スポニチ)になります。
おそらく金子たつーは岡田監督を腐したいんじゃなくて、世間に喧嘩を売りたいんだよな。その前の日の文章を併せて読むとよく分かる。

スポーツ紙に書いていながらスポーツ紙レベルのジャーナリズムに喧嘩を売るなんて虚しい作業だなあ。「世間が嫌いだ」という表明はサッカー関連文章でするんじゃなくて、私小説でも書きなさい、というのが彼へのアドバイスになるか。
ただ、杉山茂樹がたまに書いていたエッセイ風の読むに耐えない文章よりはマシだと思うけどね。今も書いているのかは知らないけど。

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