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2010/05/30

それでも未練はあるらしい

社民、連立離脱を決定=全国幹事長会議(時事ドットコム)

社民党の数少ない国会議員の中から2人も出ていた基地問題検討委員会というのは何のために設置されたんだろう。
8回くらい会合を開いたらしいが、その結論は? 先送りのニュースはよく聞いたが、総論並記で終わり? うやむやのうちに解散?

鳩山首相の「友愛」はこの結論のはっきりしない委員会にもよく現れていると思う。
小泉純一郎だったら「ああ、委員会に任せてあるから」で始まり、結論が出たら「じゃあ、沖縄とか代替候補地に行って根回ししておいてよ、そこまでするのが仕事じゃない?」で終わり、出なければ「じゃあ、その辺のところを沖縄に伝えておいてよ」でやっぱり終わり。実際に出た結論を自分で修正するにしても「委員会の結論を踏まえて」とアタマに付けて連帯責任をさりげなく訴えたろう。
ついでに言えば、委員会も国会議員じゃなくて、民間第三者で構成させたでしょうな。後腐れの無いように。で、その後の調整は事務方にやらせる、と。

結局のところ、社民党が本気で沖縄から基地を排除したかったのなら、組閣時点で照屋寛徳みたいな適任者もいたんだから「じゃあ、その仕事はウチにやらせろ」と沖縄および北方対策大臣くらいのポストをごり押ししてもよかったはず。郵政再国有化を狙った亀井静香みたいに。彼の郵政再国有化には反対の立場の自分だが、自分で責任を持って実行するべく欲しい仕事を要求した、という点だけは偉いと思う。色々言われているが政治家はどう動くべきか、ということはわきまえているんですな。
沖北相はおそらく独自に外交活動は出来ないだろうが、その辺は外務省との折衝でしょう。外にはアメリカ、内には外務省、防衛省、沖縄に代替候補地、と折衝仕事がいくらでもある大臣になれたかも。やりがいありそうだなあ。

要するに「連立」政権である以上、連帯責任。自分から責任を取りに行かなければ、まさしく数あわせでいるだけ。何もしないまま、あるいは何も出来ないという立場に安住したまま都合が悪くなると反対意見を表明するっていうのなら無責任という誹りは逃れられない。せっかく政権政党になったのに、責任ある行動を取ろうとしなかったという点は今までと一緒だったわけですな。

福島党首も人柄が悪いわけではなさそうなので、組閣の時に遠慮しすぎたんですかねえ。ここにも「地獄への道は善意で敷き詰められている」が。

まあ、これくらいのことは福島党首もわかっているとは思う。
罷免されるまで待っていたのは、首相は悪で、自分は善という立場を際立たせるためのパフォーマンス7割ってところか。委員会設置で抜けられなくなったというのでも、立ち回りのまずさが逆にここまで話題を引っ張れた訳で結果オーライ。福島党首は参院選では比例区1位候補なので、党さえ目立てば自分の選挙も安泰。
なんだ、いいことずくめじゃないか。これでこのミニ政党が存亡の危機から救われたのなら、鳩山首相の「友愛」もここに極まるってところか。

沖縄の基地問題? 歴史的経緯は日本の敗戦から始まるし外国も絡むので話がややこしくなるが、ゴミ焼却場や原発と一緒と考えると、地元民が全員絶対反対、というならその方向でいいんじゃないの? 利権はきれいさっぱり無くなるが、それに頼らない自治というのは素晴らしいことだと思うし、その関連の国家予算は全部他に回せるし。沖縄への経済援助? 小さい話だ。沖縄県民はみんなそんなこと分かった上で反対しているんですよ、おそらく、たぶん、きっと。
、、、という風に単純に決まらないから人生は結構面倒くさい。

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