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2010/05/09

あとはブラッシュアップと提供サービスで勝負

パイオニア、地図更新2013年10月まで無料のPND カロッツェリア エアーナビ(マイコミ)

もうPNDにとってジャイロと加速度センサーはついてて当たり前のものか。そろそろトピックはないなあ。すでに成熟市場。だからこんな無料サービスが出てきたりするわけで。
でもスマートループは機能はいい。こういうものはさっさと全メーカー横並びでデータのやりとりしてくれないかなあ。ユーザーが多いほど利便性の上がる機能なんだから。
あ、それと上位機種のAVIC-T07はオプションでバックカメラ機能があるんですな。

ところで、PNDについてたまに蘊蓄をたれる身でありながら、実はBZN-200の固定ステーがぽろりといって以来、地元に住む限りあんまり必要もないので実物は買っていなかった。

んが、東京に引っ越しが決まった以上買わずばなるまいと3月中に慌てて物色。
結局、廉価なくせにあまり売れていないので在庫が潤沢ですぐ手に入る、という消去法に近い選択でパナソニックのCN-MP150Dを購入。
購入時にはすでに代替わりがアナウンスされていた(Panasonic)んだけれども、4月中旬の発売だったので間に合わなかったんだなあ。欲しかったなあ、渋滞回避機能。でも、新製品も感圧式液晶なんですな。

しかし、字面ではわかっていたけれど、体感してみるとPNDってこんなに進化したのだなあ、と廉価版なのに感動させられた。
やはりジャイロ&加速度センサー併用っていいですな。首都高で延々とトンネルを走っても全然平気。かつての「GPSが補足できない場所では役に立たない」が無くなって「これさえあればどこでも行ける」レベル。
ただジャイロも加速度センサーもあくまでGPSの補足であって車速感応機能は無いので、屋内パーキングから発車した場合は屋外に出るまでやっぱり画面は動き出さない。というところから判断すると、トンネル内で渋滞に巻き込まれた場合は、おそらく途中で止まってしまうだろうな。

しかし、たった3年前にはこんなこと言われていたんだからなあ。

【COMPUTEX続報】「簡易カーナビ、生き残れるのは3社のみ」――台湾Mio幹部に聞く(Tech-On!)

Mio幹部による「日本はビルトイン型フル機能のカーナビじゃないと売れない」って判断は完全に間違っていたわけで、位置補足機能だけだったら国産メーカーが上回ってしまった。実際にはGPS受信処理機能を磨き上げた方がいいのか、ジャイロのようなハードウェアで補足した方がいいのかは、判断の分かれるところだろうけど。

3年経っても間違っていないのは世界に進出している国産PNDはソニーくらいという事実。CNETのレビューを見るとサンヨーとパナソニックはエディターズレビューがないし。ただ、パナソニックとサンヨーがくっついた後にPNDの海外販売に本腰を入れる可能性はあるけれど。

こうして考えると、グローバル企業のマーケッターが「無理」と判断した市場に参入したBroadZoneは正しくアニマルスピリッツの持ち主だったのか。徒手空拳で最前線を走った先駆者が大企業に駆逐されるという図式がまた実現してしまったのは切ないが、彼らにしてみるとニッチを狙って始めたのに本流になってしまったというところじゃないだろうか。大企業に本気で追撃されるとは思ってなかったんだろう。
最初からニッチを狙って手を広げるつもりもない他の輸入物PNDを扱っている後発会社と違って、自分で市場を開拓しちゃった故に本気で大企業とやり合う羽目になっちゃったんでしょうなあ。自前の技術って訳じゃないからガチ勝負では勝ち目がなかったのに。Palmみたいに「技術の売り逃げ」もできないしなあ。

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