所有という幻想(池田信夫 blog)
【連載コラム】クルマが夢でなくなる日 -1-(クルマが夢でなくなる日)
NHK、再放送ばっかりじゃんかよ。
新年早々風邪でまともに動けずぼ~っとPCかテレビのモニタを眺めるだけの身としては、久々にあちこちのページをふらふらしていた。で、目にとまったのが「自動車業界ヤバいです」関連コラムのこの2つ。
クルマが売れない、けど軽四はそこそこ売れている、というのはもう崩れたらしいけど、一応「何で軽四が売れるのか」ということに関しては以前書いた。
さて、Driving Futureによると新規免許交付数が減り続けているそうな。
しかし、その証拠として出された数字は免許取得が可能な年齢に達した人口に対する割合という部分が示されていないのであんまり意味がない。統計がないだけかも知れないけど。
そうするとそれは少子化の問題で、単に交付対象者の絶対値が減っただけかも知れないのであって、それをどうこうするのはトヨタだ日産だホンダだという問題を越える。更に2005年時点での国内におけるクルマの販売台数は人口比「普通」。イギリス、ドイツ、スペインといったヨーロッパ諸国と大差ないそうな。だからこれまでが異常なんであって、今が結構普通、というか「成熟した」と思うしかないそうな。となると、これ以上は減らないわけだな。めでたしめでたし、、、でも、ここで話が終わらない。なぜなら欧州ほど進んだ、、、という言い方が舶来かぶれなら「走りやすい」交通インフラは今の日本にはないから。
面白かったのは「所有欲」の点。
ここで免許を持たない池田さんは「クラウド→カーシェアリング」に世界は向かうだろう、「クルマが欲しい」という欲望はなくなるだろう、と「クルマの所有」を否定する方向に向かい、Driving Futureの方では所有することは前提として「EV、税制改革、コンパクト化、CO2の削減、交通インフラの整備」という方向に話は向かう。この辺で2人の論者の立場が明確に分かれて面白い。
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