千葉vs浦和(TV観戦)
2008 J1 第28節 千葉 vs 浦和(J's GOAL)
「奪って攻めて奪われて」がひたすら続いた楽しい試合。コーナーキックが両チーム合わせて10本もなかったんだから、いかにピッチの中で試合が続いていたかが分かる。しかも得点は全てセットプレー絡みじゃなかったんだから面白くなる条件が揃ってしまった。
千葉の試合に関して西部謙司が以前「クロスの精度が上がってきた」と表していたけれど、確かに矢沢や深井とかがえらく正確なクロスをゴール前に送っていたりするイングランドフットボール。出足鋭く当たりは厳しく奪ったらサイド、でトップが落としたボールをシュートすべく中盤の選手が上がっていく。あとはランパードがいればなあ、ってとこか。ジェラードでもいいけど。ボールを中心に選手が網の目のようにパスコースを張り巡らせながら上がっていく「人もボールも」のポジションレスサッカーとは異なる割とポジション別の仕事がはっきりとしたサッカー。監督の手腕もあるだろうけど、たった半年でここまで変わるか。ただ「近くにいる敵を掴め、止めろ」って守備はオシム時代から変わってませんな。
開始直後の先制点は矢沢のパスを深井が受けてのもの。パスを出した方も受けた方も気持ちの良さそうな得点。これで浦和は受けに回ってしまった感じ。得点も浦和は力業と選手交代直後の相手が気を抜いた瞬間だったのに対して、千葉は流れの中から相手を翻弄してってな感じ。ハーフタイムにミラー監督は「今日は俺たちの日だ!」と選手を叱咤したそうだけど、そのとおりの試合展開でしたな。
千葉のイングランド化で思ったのは「日本人って器用」。別のビジョンのはっきりした監督が「スペイン化」を目指せばそれらしく仕上がるんだろうなあ。
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