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2008/08/17

考案者かどうか調べた人はいない模様

Atlantic Recordsで活躍、多くのアーティストを世に出したしたジェリー・ウェクスラーが逝去。(notrax)

正確な根拠を出している訳じゃないが、ピーター・バラカンの「魂の行方」によれば「リズム&ブルースって呼び方は戦前からあったんじゃないか?」ということになる。
こちらが正しければジェリー・ウェクスラーの業績は「R&Bという呼び方を定着させたこと」になるんでしょうな。本人は「俺が考えた」って言ってたみたいだけど。
まあ、個人的には「ソウル・ミュージック」でいいじゃないかとは思うけど、この呼び方だと垢抜けない感じがしてマーケティング上不味いんですかね。
ついでに言うとネルソン・ジョージの「リズム&ブルースの死」によればロックンロールも元々セックスを意味するブラックミュージックのスラングだったそうな。

ウェクスラーは燻っていたアレサ・フランクリンやサム&デイブ、ウィルソン・ピケットをスタックスやマッスル・ショールズに連れて行って見事に復活させたものの、音楽的にはともかく北部都会人の彼らと南部田舎者のレーベルスタッフの仲は必ずしも良くなかったらしい。
そのうち「反りが合わない」レベルを超えて、スタックスの経営陣にアル・ベルというアフリカ系の人物を送り込んで会社を操ろうとしたり(結局裏切られる)、原盤を全てアトランティックが引き上げると脅して傘下企業にしようとして逆に逃げられたり(パラマウント傘下へ)と、当事者にしてみると複雑な存在だったとさっき挙げた2つ書物には書かれている。
まあ、彼の存在無くして東洋の田舎者がオーティス・レディングの歌声を聞くことは出来なかったと考えれば、その辺の業績は称えたいところですな。

ちなみに先日亡くなったアイザック・ヘイズもスタックス所属。サム&デイブの曲をよく書いていたから彼らが原盤共々アトランティックに戻ったときは「取り上げられた」くらいに感じたかも知れない。

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