気が付くとそこに居る
草津 vs 熊本 2008 J2 第17節 結果(J's GOAL)
草津の左サイドバックとしてレギュラーを張る寺田武史は県リーグ時代を知る唯一の生き残り。その扱われ方には不思議なところがあり、シーズン序盤では大体のところスタメンを逃し、途中から気が付くとスタメンに復帰して定着し、翌シーズンにはリセットされることを繰り返している。
J2昇格時には当時の手塚監督に認められたのかそこそこ登場していたが、植木監督に替わって以降、一昨シーズンまで3バックがデフォルトだったこともあり試合に出る方が珍しくなった。
昨シーズン辺りからデフォルトが4バックに変化して出場機会を増やすが、植木監督としてはおそらく守備のタスクに関する点が不満だったんだろう、本職がCBの選手(田中淳、尾本、喜多)を起用する実験を繰り返し、結局寺田に戻していた。ホームで見た福岡戦の田中はひどかったなあ。
んで、今シーズンも開幕スタメンを逃した寺田だが(スタメンは石亀)、ベンチ入りすらしていなかったので怪我でもしていたんだろう。3節に復帰するとその後はほぼ不動。起用されない時は負傷したときくらいなのかベンチ入りもしない。
大体昇格チームの生え抜き系選手はJのレベルに付いていけないことが露呈され「個力増強」の名の下の大粛正の犠牲になったりするもので、草津も例外じゃなかったが、彼だけは出場機会に恵まれないにも関わらずその時期をくぐり抜け、今や出ない方が珍しいという立場に上り詰めてしまった。
ただ手放しで喜べる話か、というと「彼ならJで立派に通用する」と万人が認めた選手なら、正直もう草津じゃなくて別のJクラブに引き抜かれているだろうから「珍しいけど凄いわけじゃない」という不思議な選手ではある。
ただ、他のチームから求められない理由は、彼に求められている仕事がサイドバックとしては結構特殊だからじゃないかと思う。
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