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2007/03/12

「やすのり」じゃなく「こうはん」です。

川内康範氏、独占手記「森は歌の心がわからない」(ZAKZAK)

この手記で「何で今更こんな騒動になったのか」ってことがある程度判る。
と同時に「著作権がどうの」とか「クリエイティビティがどうの」とかいうことを問題にしている訳じゃない事も判る。

かいつまんで内容を言うと、10年くらい前からず〜っと「止めてくれ」と言ってきたのに回答がなかった、という事で堪忍袋の緒が切れたんだ、今になって急に言い始めた訳じゃないし、そもそもこんな騒動にならないように今まで我慢してきたのに、というモノ。

ITmediaで「想像で」なんか言ってる人がいるけど、背景を確認しないままああだこうだ言わない方がいいって事ですな。自戒を込めてそう思う。

「おふくろさん」問題に見るクリエイターとパフォーマーの意識の差(ITmedia)

もちろんこの手記にしても一方からの主張。森進一側からも「お詫びしたい」だけじゃなくて「自分はこういう解釈でした」という話があってもいいよな。
反論がないだけに対応に誠意が欠けていたのは間違いないみたいだけど。

ところで川内康範の代表曲はやっぱり「骨まで愛して」ではないかなと思う次第。

日本語として定着したこのタイトル。
茶化して使われる事が多いけれど、背景にあるのは全日空機の羽田沖墜落事故。
現場に駆け付けた彼が、腐乱状態で発見された肉親を抱きしめて悲しむ遺族を見て
「彼等は見てくれだけを愛しているんじゃない、どんな状態になっても、骨まで愛しているんだ、これこそ究極の愛だ」
と感じて作品にしたんだと、竹熊健太郎のインタビューで語っていた。

「愛とは情死である」という名言も残しているこの人。
各作品にそれぞれ背景があり、深い情念がこめられているのは明白だから、勝手にいじられるのは許せないんでしょうな。逆に「こういう台詞を付けたいんだけどいいですか?」「この歌はこういう解釈で歌いたいんだけどいいですか?」ということでお互いの考えをぶつけ合う、ってのは好きそうな人だし。

「儲けたんだからいいじゃないか」なんて小さい反論は言いなさんな。
そもそも大ヒット曲をいっぱい持ってる人なんだし。

しかしJASRAC。
作詞家の人は激動の昭和期を駆け抜けた政治家とか右翼の大物とかと俺・お前で話せる仲の人でもあるだけに、対応がえらく迅速なのにも何となく納得。

「おふくろさん」のご利用について(JASRAC)

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