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2007/02/20

タイトルは刺激的

スティーブ・ジョブズがAppleを葬った日(ITmedia)

「われわれは1997年に語られた「未来」の幾つかが実現していないことを忘れている。」(文中から)

と冒頭に書いてあるが、それってなんだったっけ? と思ったら「YellowBox」のことだったっぽい。この時語った「未来」はその後方向転換したよね、ってことを言いたいのかな。

個人的には、このコラムを採り上げる気になったのはOpenDoc(Excite・Appleウィキ)なんて懐かしい言葉があったからだけど。

Exciteの説明にもあるけれど、MSのOLEが「オブジェクトをリンクする」のに対してOpenDocの「オブジェクトを埋め込む」という考え方は画期的だった。
OLEだと見た目は「WordにExcelを埋め込んだ」ように見えるけど、実際には埋め込みたいのは表計算部分だけかも知れないのに、Excelが他に持つグラフィック編集機能とかも一緒に呼び込んでしまう。
これに対してOpenDocはその機能に特化した小さなオブジェクトをドキュメントに埋め込む、という考え方。
つまり、あるドキュメントを作成する際にどんな機能を必要とするか、という部分がユーザーに委ねられる。だから巨大なアプリケーションスイートの中で多数のボタンに埋もれてしまった機能を探し出すのに悩む必要が無くなる。
開発者側も1つのアプリケーションにあれもこれも詰め込もう、という考え方はせずに各機能に特化したオブジェクトを作ればいい、というわけでコスト負担も減る。
ああ〜、これってSOA(Wikipedia)か、今で言う。

しかしキラーアプリケーションを持つ有力メーカーは興味を示さず、そのうえ当時のMacOS自体が複数オブジェクトを同時稼働させる事に向いていなかった。
で「向いている」筈のNEXTSTEPを元に一からOSを作り直す事が決定したものの、その開発に手一杯になるのが目に見えていた事もあってか、リストラ対象とされてしまった。
結局、未だにエンドユーザーが簡単に使用出来る「オブジェクト埋め込み型」アプリケーションは登場しないまま21世紀も7年経ちましたな。
もっともジョブズの
「だってMacでだけしか読めないドキュメントを作っても仕方ないだろ」
という言葉もまた真実な訳で。
※Windows版、OS/2版をIBMやノベルが開発していたけど、MacOS版との互換性がなかったらしい。

この発言の
「Macだけ〜仕方ないだろ」
という部分への対策が10年後の今、ハードでもソフトでもに徐々に実現しつつあることはこのコラムの筆者も認めている。

しかし本当にLeopardの正式版出るんだろうなあ、今年の6月までに。
個人的に「ここまで来たら仕方ない」という事で10.3.9搭載Yosemite(Apple)で我慢してるんだけど。(カネがないからだろ、という的を射た突っ込みは勘弁して頂きたい)

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