鹿島vs浦和(TV観戦)
2006 J1 第18節 鹿島 vs 浦和(カシマ)(J'sGOAL)
Jリーグ創設以来、ず〜っと「強豪」と呼ばれて、低迷期(あくまで鹿島レベルでの)にも「油断は出来ないチーム」とされていた鹿島ってのは改めて偉いなあ、と磐田や横浜Fの低迷を眺めつつ思う今日この頃。東京VなんてJ2だしな。
そんな鹿島も今は変革期。現時点では浦和の方が明らかに格上。
4年前のナビスコ決勝では「小僧、出直してきな」と言わんばかりの大人の風格で浦和を葬ったのも今は懐かしい。翌年に同じカードで行われた決勝では浦和の攻撃速度に全く付いていけなくなっていたけれど。今から考えるとあの辺が転換点だったのかな。その年に秋田が放出されてたし。
んで、今回の対戦も格上に相応しく浦和ペースに見える試合。
特に三都主vs内田の攻防では内田が苦戦。内田の前にいる小笠原は鈴木啓にマークされていてオーバーラップしてもボールが出ない。
もっともそんな鈴木啓の動きのせいで逆サイドの平川は新井場とファビオ・サントスの2人を相手にしなければいけなくなってやや精彩を欠いた。
また、小野と長谷部の連携が相変わらず今ひとつ。闘莉王の攻撃参加と神出鬼没の小野の動きに振り回される格好で、前に進出する機会を掴めないまま。勿体ないよなあ、後ろにいるままだったら山田暢でもいいのに、と思ったら後半になって本当にその山田と替えられてしまった。
連携に難、という点では前線のワシントンと田中達のコンビも同様。つかず離れず、というよりもつきすぎたり離れすぎたり、ってな感じか。
そんな訳で、浦和の攻撃は個人個人は能力的に怖いものの有機的に繋がる事があんまり無く、チャンスの回数は多かったものの全てが単発に終わってしまっていた。
そんな浦和の拙攻にも助けられた鹿島だが、攻撃はペナルティエリアに大人数が潜り込む事が許されないので、基本的にはミドルシュートかセットプレーの時にのみ得点の匂いがする感じ。
だから柳沢の2点目は想定外。まさか浦和の守備陣相手に柳沢がゴールに向かってボールを撃つとはってなもんで。
浦和の連携難に助けられてゴールを死守していた鹿島守備陣だったが、逆に言うとこの連携が繋がってしまうと対処しきれなかったのが浦和の1点目。
田中達が上げてワシントンが落とし小野が決めるという絵に描いたような理想的な得点。浦和サポはみ〜んなこういう得点を期待していたんだよ、多分。
得点後、浦和ベンチは「連携が厳しいなら」ということか相馬、永井とスピードがあって1人でボールをゴール近辺まで持っていける人材を次々投入。
これがきっちりハマるんだから「浦和は選手層が厚い」と言われる由縁。
ワシントンのゴール後に、鹿島は深井、野沢と投入して打開を図るが時既に遅し。
もうちょっと前に投入してれば、浦和が後腐れ無くパワープレイに走る事も無かった気がする。
しかし浦和の代表勢、途中で交代した田中達はともかくとして、こんな悪条件下で足が止まらなかったのは偉い。最後の方は鹿島の方が動きが悪くなってたしな。
これがオシム効果なら、チーム側としてみたらみんな一度は代表に呼んでくれ、だろうな。もちろんオシム監督が「そういう選手を選んだ」からという見方もあるけれど。
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