5人抜きは永遠です。
今更だが、今号のWSDって結構凄い気がする。
巻頭ではカルロス・ビラルドが86年メキシコ大会の回想を寄稿。自分のチェックが甘いだけかも知れないが、ビラルドの文章って初めて読んだ。アルゼンチンでなら苦もなく読めるんだろうが、日本の媒体に向けての文章ってとこに価値がある。
隣のページではエメ・ジャケが98年大会を振り返っていて、これはインタビューを元に構成したものだが、彼のジダンに対する接し方がマラドーナに対するビラルドの接し方と正反対だったというのが面白い。
各人の性格に即した接し方という点では一緒だけれど。
あとは各強豪国の元代表選手に
「今回のW杯で最も活躍しそうな母国の選手は誰か?」
ってお題で語らせる特集を組んでいるんだが、その顔触れが渋い。
ジャン・ピエール・パパンだのテリー・ブッチャーだのパオロ・ロッシだのといったオールド・ファンが随喜の涙を流しそうな人選。
テリー・ブッチャーが86年メキシコ大会を振り返って、
「わたしにできたのは背番号10(マラドーナ)を目で追いかける事だけだった」
と語っているのが泣ける。
まあ、ドゥンガっていうお約束もあるけれど。
で、とどめはプラティニへのインタビュー、という具合になだれ込む、、、でも、このインタビュー、質問テーマがあっちこっちに飛んでいって内容が散漫になっているのが惜しいところ。
そんな訳で、W杯はNHKで夜中の衛星中継を見てましたって世代向けに仕上がったWSD。これははっきり言って買い。あとはクライフのインタビューがあれば完璧だったかな。
| 固定リンク




コメント