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2006/03/22

1曲のためにiPodを買う?

「iTunesのDRM解除合法化」法案、3月21日に採決持ち越し(ITmedia)

音楽フォーマットの独占的利用を禁じる法案、フランスで審議(HOTWIRED)

ロイター発ITmedia経由の記事だと、ユーザがDRMを解除する権利を認める以上の事は書かれていないが、HOTWIREDのもう少し詳細な説明だと競合他社からDRMの内容を開示するよう要求があれば、要求されたメーカーは応じなければいけない、という事になっている。
ユーザへの権利を認めるだけだったら、それなりのハッカーでもなければDRMのデコードは難しい話なので空証文になるところだが、他メーカーへの開示を義務づけたという点で有効性のある法改正といえる。

HOTWIREDの記事は何か勘違いしている部分があって、iTunesユーザーはiTMS以外のダウンロードストアにアクセス出来ないようになっていると書かれているが、勿論ブラウザを使うか、iTunesを使うかの違いがあるだけで、別にアクセス出来ないって訳じゃない。iTMS以外でダウンロードした音楽ファイルが大抵の場合iPodで再生出来ないってだけの話。まあ、これの一因としてAppleがDRM情報を他者と共有しないからって事はあるが。

フランスの法律には詳しくないが(というか日本の法律にも詳しい訳じゃないんだが)、要するにこれまでは「暗黙の了解」扱いを受けていた私的複製の権利を法律上明文化するための改正と捉える事が出来る。
その証拠に、私的複製に留まらない使用を行った場合、具体的にいえばコピーフリーにした音楽データをサイトなり、ファイル共有ソフトなりで公開してしまった場合の罰則は強化されている。あくまで「おウチで楽しむ」権利を認めたわけ。
実際にはコピー回数の制限も検討事項に入っているようなので、私的複製に使うためにコピーフリーにしてもいい、というところまでは認めないようだ。

iPodに対する影響が大きいといわれるこの法改正だが、果たしてどんなもんか。
端的に言って
「iTMS限定ソングを聞きたいからiPodを買いました」
ってユーザーの比率はどの程度のものなのか。
万が一、Appleが法改正に準じた行動を取ろうとしても、レーベル側にその気がなければ無理だろう。
そもそも「DRMで保護します」ってのは契約の一部になってるだろうし。レーベルが法改正に応じるようAppleに説得させるというのであれば、それはお門違い。

個人的にはiTMSから他のストアにアクセス出来て、なおかつ各ストアを横断的に検索出来て、しかも購入したらiPodに転送出来るならむしろ便利な気がする。
そうなるとこのソフトの出番がなくなっちゃう気もするけど。

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