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2005/07/14

草津vs福岡

2005 J2 第21節 結果(J's GOAL)

250試合の男

群馬県民ほぼ全てにとって初めての
「会社帰りにナイター観戦」。

ピッチ君がうろついていたので何事かと思っていたら、小島伸幸Jリーグ通算250試合出場記念の花束プレゼンター役だった。

こんなおめでた続きに天候も気を使ってくれたのか、雨一歩手前のところで踏みとどまってくれたものの、残念ながら勝敗にまではツキが回らなかった。

で、今日の相手は小島伸幸出場250試合中の何割かを占めているクラブ、福岡。

前半9分くらいまではお互い様子見。
マイボールになってもすぐには攻め込まず、ディフェンスラインでボールを回しながらチャンスをうかがう。
この間、両チームとも相手のミスから1回ずつチャンスはあったが決められず。

12分くらいに福岡が得たフリーキックを逆に鳥居塚がカウンターに繋げた辺りから徐々に試合のペースが上がり始める。
ここから30分くらいまでは交互に攻め合い。
ただ、マイボールになってからゴール前まで迫るスピードを比較すると明らかに福岡の方が速い。
量より質で勝っている感じ。
「出来る奴は仕事が速いから残業なんかしない」なんて言葉を思い出した。
その質の中心人物がMFグラウシオとDFアレックス。
DFの分際で上がりっぱなしで帰らない事があるアレックスは「役割を全うしている」と言い難い部分があるものの、グラウシオはMFとしての役割を全うしていた。
まず寄せが速い。特に草津チャンスメーカー・山口に絡みつくのが仕事の1つで、しかも大抵マイボールにしてしまう。そして戦車のようなドリブルで突進して決定的なチャンスを作り出す。その上、ゴール前でフリーにしようものならミドルシュートを枠に飛ばす。
29分のゴールはまさにそんな感じで奪ったもの。
鳥居塚のシュートって空に飛んでいくからなあ。
斎藤が明らかに対応に苦慮していた。
後半29分にわざわざ自分から倒れてシミュレーション判定されていたのは謎だが。
そんなことしなくても、やられてた可能性が高かったのに。

そんな訳で、草津が手数をかけて攻め込んで山口や酒井がゴール前でシュートとパスの選択ミスを犯したりしている一方で、福岡は下手するとアレックスとグラウシオの2人だけで決定的なチャンスを作り込んでしまう、という草津サポにしてみると俺らが苦労してゴール前まで持っていったボールをいとも簡単にチャンスボールにしやがって、てな感じの展開。
しかしお互いスコアをそれ以上動かすことなく前半終了。

後半開始5分。
やっと草津攻撃陣のイメージがシンクロし、樹森からのパスに反応した吉本が福岡DFラインを破ってゴール。
大喜び直後に、福岡に酒井サイド(右)を突かれてコーナーキック。
このコーナーキックが崩れて草津のカウンターに繋がるが、樹森が決められず、逆に福岡ボールとなって浮き球のクロスという小癪なチャンスメイクを許す。
前半と同じく攻守の入れ替わりが激しい展開になったが、これを打破する目論見か、福岡はFWを交替し、明らかに電柱系の太田を投入。
この太田が徹底的に粘る、だけでなくどうもシザーズが得意らしく、草津は2回くらいペナルティエリア内でかまされてピンチを招いていた。

しかし打ち合いの展開は変わらず、寺田が抜けて山口経由で逆サイド酒井へ、これがチャンスに繋がるが福岡のDFがぎりぎりではじき出し、これが福岡のチャンスに繋がり小島が抑えて、さて逆襲。
ところが寺田がうずくまったまま動かない。

試合が切れたところで小島が主審に声をかけ、ピッチの外に寺田を出した後、再開。
その後、寺田は1回戻るが結局ダメだったようで、後藤と交代していた。
ほぼ同じ頃、福岡はワンボランチにして攻撃に人数を割き始める。
これが直後に実って、福岡追加点。

負けじと草津もアンカー氏家を下げて、鳥居塚のワンボランチとして攻撃に人数を割く。
新たに投入されたFW陣は、時間も無い事ですでに引き気味だった上に、足も止まりかけていた福岡陣内に次々と突入していくが、ぎりぎりのところで福岡に粘られる。

最後に2回、セットプレーのチャンスがあったが、山口が蹴ったボールは両方共に今ひとつ。2回目のフリーキックが福岡のカウンターになりかけたところで、試合は終了した。

残念ながらこけら落としで勝てはしなかったものの、わざわざ遠くから足を運んでくれた福岡サポが「普通じゃん、強くはないけど」くらいには思ってくれる試合だったとは思う。

今日の草津に関する発見は、ゴールを背にした守備ではなく、「半身のライン守備」をしていたことか。試合中、明確にそういう形になったのは1回くらいしかなかったけど。

そして選手ごとの役割が完全に固まったこと。
C大阪から来た斎藤が守備の中心人物。
ただ、斎藤自身はカバーリングよりもガチンコ守備を得意とする節が見られるので、3バックの真ん中としてはやや異質に見える。
守備的MFは氏家がアンカーで鳥居塚がボランチ。
両サイドは酒井と寺田で、この2人がボールの運び屋。
で、山口、樹森、吉本が3トップ気味に前に張り、それぞれ機を見て交互に飛び出していく感じ。
ただこの3人、未だに微妙に攻撃のイメージが噛み合わないのか、1人が良いタイミングで飛び出したものの、残りの2人に見殺しにされるシーンが何度か見られた。
これが草津得点日照りの原因その1か?
もう1つは前述の通り、パスとシュートの選択ミスが多い事かな。

それと、寺田のスペックが漸増していてちょっとびっくりした。
判断速度と判断結果の正解比率が明らかに上がっている。
前回のホーム戦では「ハードディスクを大容量にしたんですねえ実用面で不満はないです」レベルに進化していたが、今回は「メモリも増やしましたか?体感速度が上がりましたねえ」くらいの進化。
盲打ちクロスを上げるためにわざわざ背後のスペースを明け渡してピンチを招いたり、判断に迷った挙げ句遅いタイミングで密集地帯にロングフィードを撃ち込んでいたのと同一人物とは思えない。
山形戦のゴールが自信を与えたかな。怪我しちゃったけど。
高須もいないし、重くないといいが。
替わりに出た後藤も相手ゴール近辺まで何度も突き抜けていて悪くなかったが、相手がもう引き気味になってた時間帯だったから、今日のプレーを鵜呑みには出来ないな。

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