時計を戻したFIA
FIA、2008年以降のレギュレーション案提示(Nifty F1)
ざっと見る限りでは、ターボ導入以前くらいのレベルに戻る感じ。
個人的には中途半端にハイテクやエアロダイナミクス系の技術を禁止した挙げ句、抜け穴を突かれて揉めるくらいなら潔く全面禁止にした方がいいと思っていたので、それほどの驚きも憤慨もない。
ギアボックスとブレーキの標準化、テレメトリーの禁止には驚いたが。
「F1技術」というとエアロダイナミクスとハイテクというイメージがあるが、それはあくまでアドバンテージを得るためのプラスアルファ。
何千という部品を0.5gずつ削っていき、1つ1つの仕上がり精度を確認し、細心の注意を払って組み上げる、といった嫌になるくらい地道な作業の繰り返しが「F1技術」の神髄。
童夢でF1マシンを製作した技術者も「本当にここまでやらなきゃいけないのか、やっぱりF3000とはレベルが違う、と感じた」なんて言っていたし。
その精緻なベースの上に、金のあるチームがプラスアルファを追加していったらみんな引くに引けなくなった、というのがF1の現状と言えるので、この先祖返りみたいな施策はそれぞれのコンストラクターの真の実力を見極められる機会の到来と言えるかも知れない。
もっとも本当にこの施策が全面的に導入されても、終わってみたら規律の取れたビッグチームが強かった、ということになるんだろうな。
で、「ここまでやっても勝つのはやっぱり同じ顔触れか」ということで諦めと共にハイテクからエアロダイナミクスから燃料から規制全面解除になったりして。
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