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2005/06/25

草津vs湘南

2005 J2 第18節 結果(J's GOAL)

前橋の最高気温は35.8度という人間の体温並みのもの。
これじゃあ選手は動けないかもな、と思いつつ観戦。

最後まで動いていた。大したもんだ、サッカー選手ってのは。

草津を見るのは1ヶ月ぶりくらいだったが、普通のJクラブになっていた。
相手にスペースをいいように使われ倒した挙げ句、DFががら空きにしたゴール前からミドルシュートをかまされ、セットプレーを簡単に決められ、オフサイドを取ることができずに相手FWのペナルティエリア侵入を許し、いざ討って出てももたついている間にボールの出しどころを失って、ひたすらバックラインでボール回しをしていたのが遠い昔の事のように思える。山口と樹森

やはりバックラインの安定が大きい。
C大阪から加入した斎藤竜が真ん中でラインをコントロールし、小川、籾谷が本来のポジションといえる3バックの左右に位置する事で、落ち着きを取り戻していた。
試合状況に合わせて高め低めとラインを動かせるようになるだけで、守備って安定するものだなあ。
頭で分かってはいる事だが、継続して同じチームを見ていないとこういう事は実感できない。発展途上チームを応援するサポならではの醍醐味かも。(笑)
ただ、斎藤と周囲の連携はまだ危なっかしいところがあり、バックパスでピンチを招く事がたまにあった。というよりも足下の技術に難があるのかな。

キーパーチャージで湘南の選手にイエローが出た際、
「小島も歳なんだから、レッドにしてやれよ!」
「介護保険受けながらキーパーしてんだぞ!」
と愛あるヤジを飛ばされていた小島伸幸は完全に動きが戻っていた。
さすがに飛び出しは厳しいのか、いらんCKを相手に与えていたりしていたが。

中盤守備は鳥居塚が汗をかいて頑張るのは変わらず、というか変える必要もないか。
ただボールホルダーを取り囲んでボール奪取、なんて「ゾーンプレス」みたいなシーン、今まで無かったなあ。

守備が安定すれば、あとは攻撃。
サイド攻撃は、、、寺田上手くなってる、、、。
「勝負かクロスか」の判断は酒井共々ちょっと遅いが、ここで上がれ! ここは下がれ!の判断が明らかに良くなっている。
監督直々に「テラ! 前空いてんじゃねえか! 上がれ!」なんて言われていたので、目をかけられているのかも。

そしてゴール前は山口、樹森のアイデアが中心。
山口→樹森と渡って、樹森が落としたボールを飛び込んできた吉本がミドルシュート、という今まであんまり記憶にないくらい速くてスタイリッシュな展開もあり、シュートは外れたものの、「ああ、こんな事も出来るようになったか」と思わずしみじみしてしまった。

しかし山口は前に張るなあ、事実上の3トップ。

彼が中盤に位置すると相手も分かっているので彼宛のパスをことごとくカットされる、ということから出た位置取りなのかも知れないが、間延びした中盤を湘南に埋められて、手詰まりに陥った挙げ句に奪われてカウンター、なんてこの位置取りが原因のピンチが何度かあった。
そんなこともあってか、後半に入ると、指示が出たのか意識的に中盤に残るようになっていた。

全体的に草津が押し気味の展開だが、ゴール前でのピンポイントな、あるいはシンプルだが危険なプレーだとやはり湘南が勝る。
特に草津は「攻め時にはラインを高く」という基本を守るようになったDFラインの裏を何度と無くドリブラーに破られていた。

まあ、この手のリスクを背負うのは仕方がない。それよりもラインを破られた場合、きちんと最後までマークに行くようになっていた方が印象的だった。

翻って草津攻撃の場合、ゴール前まで、あるいは相手サイド深くまで進出できるんだが、パスか勝負かと一瞬迷っている間に相手DFがゴール前に戻って来てしまい、パスしかなくなってしまう。
この辺は湘南の「巧さ」でもあるんだろうけど。後半の円陣
そんな訳で、草津は押してはいるがゴール前の詰めが甘く、逆に湘南は押されてはいるものの一瞬で相手ゴールに迫るという、見応えのある展開が続く。

この展開のバランスが崩れたのは、後半の選手交替。
まず草津が左サイドを寺田に替えて高須にした。
寺田と比較するとやや攻撃にプライオリティのある高須の投入により、更なる攻撃を狙ったのかも知れないが、これが逆に相手攻撃陣にスペースを与える事になってしまい、決定的なピンチが何度も訪れる。
更に湘南はDFにバリシッチというほかの選手より頭1つでかい外国人選手を投入。
これが草津のロングフィードやハイボールを大きく跳ね返してしまい、草津はゴール前では足下で繋ぐしかなくなる。

そして後半35分。
このバリシッチが奪ったボールを低くロングフィード。これが湘南の攻撃陣に渡り、ペナルティエリア内で小島のファーに撃ち込まれてしまう。
草津側の選手もベンチもサポーターも全てが諦めたシーンだったが、これが奇跡のように左へ外れていったんだから、湘南にはツキがなかったんだろう。

この大ピンチのあと、バリシッチと高須か吉本辺りがドリブルで対峙するシーンがあったが、意外に簡単に抜かれていた。
「あ、もしや単独突破に弱いのでは。」
と思っていたところ、やっぱり高須のドリブル勝負を止められず、ペナルティエリア内で倒してしまう。倒したのは別人だったかな?

このPKを山口がゴール高めに決めて残り3分でついに先制。
この後はベンチ(無用な選手交替)と選手(樹森がファール扱いの延長行為)が一丸となって時間稼ぎを行って、敷島公園ラグビー・サッカー場における最後のホームゲームを白星で終わらせた。

それにしても山口って、守備はあんまりしないし、空中戦も全く駄目なんだけど、時間とボールを与えると気の利いたプレーをするという、ちょい昔のトップ下って感じでいいね。
最近の俊輔はすっかりマッチョになってしまって、守備も普通にこなしちゃうじゃないか、とお嘆きの方は一度見てみるといいかも知れない。

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