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2005/06/06

「乗降補助」だけじゃ物足りない

今日の朝日新聞の生活欄で「家庭に広がる福祉車両」という特集を組んでいた。
各メーカーが福祉車両に力を入れている、という内容で、そういえば最近の新車は発売と同時に福祉車両バージョンもラインナップされている場合が多い。

それで思い出したのは、自分の職場にある身体障害者用の駐車スペースでの出来事。
大きく車椅子マークが書いてあるそのスペースに、なかなか下品に仕上がった3シリーズが駐車してあった。
「しようがねえなあ」と思いつつ、職場に入るとそこには車椅子の人が。この人が乗ってきていたらしい。
当たり前の事だが、飛ばしたいし、運転を楽しみたい身体障害者だっているわけで、「走り屋仕様の3シリーズは健常者しか乗っていないに違いない」という思い込みが、「しようがねえなあ」という発想に繋がったわけだ。
これが「無意識の差別」ということなのかなあ、とその時思った次第。

福祉車両がラインナップされる事は特別ではなく、当たり前の事と捉えたいが「自分で運転できる」装置はまだまだ少ない気がする。
「足の不自由な人が腕だけで運転できる装置」は各メーカーともどの車種にも付けられるオプションと呼べるくらいに進化してきたようだが、「腕の不自由な人が足だけで運転できる装置」は今のところ国内ではホンダからしか出ていないようだ。

Hondaフランツシステム(ホンダ公式サイト)

これはホンダ独自のシステムではなく、ドイツで開発されたものをホンダがアジャストしたもので、現時点ではホンダからしか発売されていない。

両上肢障害者向け足動運転補助装置「Honda・フランツシステム」を「フィット」にも適用(ふくしチャンネル)

誰だって遠距離移動を人に頼むのは気まずいわけで、自分で動ける手段があればそれを選ぶはずだ。足または腕以外は健常者と変わりなく動かせる人であればなおさらだろう。
それに将来的に就労人口が減ってしまうという予測がある以上、働きたい障害者には大いに働いて貰った方がいいわけで、自力で遠距離移動が出来る手段が増えるということはそういう事の一助にもなると思う。

とにかく「ホンダだけ」なんて状況は勿体なさ過ぎる。
トヨタ、日産に動いて貰わないと。

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