間違えっぱなしのクルマ選び2005年度版
テリー伊藤と清水草一による「クルマ好き同士のだべり」本第2弾。
今回扱っているのは2004年度に発売された新車あるいはフルモデルチェンジを受けたクルマのみ。
2003年度以前に出ているクルマに関しては、前作「間違えっぱなしのクルマ選び(Amazon)」で読む事が出来る。
テリーが興味のないクルマでは5行くらいで全文章が終わったりしていた前作と比較すると、掲載車種が減っているためかどんな車種であってもある程度の分量は語っているが、それでも全体的な文章が減る事は避けられず、3時間もあれば読み切れてしまうお手軽本になってしまった。
それで前作より100円安いだけ、ってのはちょっと不満。
内容は前作とほぼ一緒。
テリーがどんな面白い事を言ってくれるか、が勝負。
テリーだけで語らせると話が明後日の方向に行きかねないので、清水草一が誘導係。
ただ、テリーが興味無いクルマで、清水草一が会話の主導権を握ってしまうクルマに関しては退屈。
彼は「一介のクルマ好き」から外れる事がほとんど無いので、仲間内のだべりを聞かされている気分にさせられる。
しかし「クルマ好き」の目でクルマを見ると視野が狭まるのかなあ。自戒しないと。
ただ彼が紹介していた
「オリジナルミニに乗ってダイハツのディーラーにネイキッドを買いに来た人に『お乗りのお車とそっくりのがありますよ』とミラジーノ(ダイハツ)を勧めた営業」
の話は面白かった。狙いじゃなくて天然だったそうだ。
カタログ本としての機能を期待してこの本を買う人はいないと思うが、「だべり形式」なので、テリーの発言に限れば仲間内のクルマ談義でも使えるという実用性(笑)はある。
個人的には2人してシトロエンC6を大絶賛していたのが、自分の意見と重なってしまったのでちょっと恥ずかしかった。
ところで、清水草一は「ベストカー」で前澤義雄と対談をしているが、テリーを交えた3者会談、というわけにはいかなかったんだろうか。
そうすればこの本の「退屈な発言」が少しは減る気がするんだが。
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