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2005/05/05

鈴木とプロフェッショナリズム

2005 J1 第10節 結果(J's Goal)

旅行中、たまたま目にする事が出来た鹿島-F東京戦。
なので細かい戦評は出来ないものの、鈴木のプロフェッショナルプレーは幸いにも目撃する事が出来た。

まず、サッカーに於けるプロフェッショナルとは何か。
勝つ事、または勝つために全力を尽くす事である。
これが大前提。
0-5で負けているチームのDFが、敵FWを相手にシャペウでも見せようものなら、敵サポーターには大ウケだろうが味方サポは殺意すら抱くだろう。それがどんなに素晴らしいシャペウであっても。
ロナウジーニョやジダンを獲得するために大枚を叩くクラブが存在するのは、彼等の超人的なテクニックがチームの勝利に結びつくからであって、テクニックのためだけに金を払う訳じゃない。もちろん彼等を見に来る観客にしても同様。
今回、鹿島は勝っている。だからまず「プロの条件第一弾」はクリア。

次、「観客の期待に応えたプレーが出来るか」。
応えている。
鈴木がペナルティスポットを前にした瞬間、敵、味方全てのサポが、
「彼なら外してくれるんじゃないのか?」
という期待感を否応なく抱いてしまったはずだ。

更に鹿島はこのプロフェッショナルな行為により「絶対安全なアドバンテージ」を得られなかった。
これも重要。
大人のチームである鹿島は3点もリードすればもうムキになって攻撃する事はない。
従って、ここで3点差になっていれば鹿島主導の退屈な試合展開に陥りかねなかった。
ところが彼がPKを外した事により、F東京が勢いづいてしまい、あまり長い時間帯ではないにしろV東京主導の局面が訪れた。
そうなることで鹿島サポはハラハラを、F東京サポはワクワクを味わう事が出来たわけで、終盤になるまで電車の時刻表や高速の渋滞情報などに気をとられることなく観戦に集中できたことだろう。

勝利に貢献し、且つ観客の期待に応え、しかも試合を面白くするきっかけを作ってしまった鈴木はまさにプロフェッショナルプレイヤーであり、彼にPKを任せてしまった小笠原を含む鹿島の選手一同もやはりプロの鏡と言える。

彼のプレーが入場料金に値するかどうかは判断が難しいが。

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