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2005/03/06

ベストカー:リエゾン区間は無法地帯?

今週に新しい号が出るので今更な話題かも知れない。

現在発売されているベストカー(3月26日号)に「もっとも痛かった経験」という特集が真ん中あたりに掲載されている。

クルマ界の有名人が肉体的、精神的に痛かった経験を披露するというものだが、この中に笑い飛ばすにはやや重すぎる記事が載っていた。

語っているのはモンスター田嶋こと田嶋伸博氏。
過激なハコ乗りの師父として知られる彼が語っている「痛い思い出」とは、ラリーのリエゾン区間で事故った、というもの。

正確に言うと自分で事故ったんじゃなくて、突っ込まれたということらしいが、その時の対応が凄い。
かいつまんで説明すると、
「リエゾン区間で突っ込まれて、腕の骨が露出するくらいの怪我を負ってしまい、参ったなあと思いつつクルマを降りて被害状況を確認したら、どうやら走れそう。エンジンもかかった。これはラッキーと出発しようとしたら相手がクルマから投げ出されているのが見えた。そこに通りがかった人がその状況を見て、自分たちをひき逃げ犯だと勘違いして追ってきた。激しいカーチェイスの上何とか振り切り、SSにはぎりぎり間に合い、結果として優勝した」

短い記事ではあったが、結構洒落にならない事実が詰まっている。

「ひき逃げ犯と間違えられた。」
→ぶつけてきたのは相手だから、逃げてもひき逃げにはならないということか?

「クルマから投げ出された相手方の運転手を放置した」
→自分は被害者なので相手が怪我をしていても救護する必要はないということか?
 言及がないので分からないが、立ち去るときに警察または消防に連絡はしなかったのか?

「追いかけてくる相手を何とか振り切った」
→これは純粋に交通違反ではないか?

「結果として優勝した」
→主催者には何も説明しなかった? それとも、主催者は説明を受けていたけれどそのまま参加して問題ない、と判断したのか?

最後に
→結局この事故はどのように決着が付いたのか? 放置したまんまで終わったのか?

ラリーのリエゾン区間では参加車両であっても、普通のクルマと同じように走行しなければいけないはず。
実際「ラリーGB」のDVDには確かプジョーのカールソンだと思ったが、違反切符を切られる映像が収録されている。

モンスター田嶋は被害者という事で上記行動に法的な問題は無いのかも知れないが、怪我人を見捨ててレースを優先するというのは人として如何なものか。
また、そういう記事を掲載してしまった雑誌は、発言に何のチェックもしなかったということか?

どっちみち怪我の治療で病院に行ったときに説明しなきゃいけないだろうから、いくら何でも「そのまま放置」はないと思うが、その辺についての言及がないので、このままだとモンスターはかなり「いけない人」のように読めてしまう。

というような趣旨のメールをもっと丁寧な言葉に直してベストカーに送ってみた。
果たして回答があるかどうか。

てなわけで、ベストカーがこの記事に関して何らかのアクションをしないうちは、スズキの記事はイグニスの動画も含めて封印します。ご承知おきを。

2009/1/1追記・モンスター田嶋がWRCから外されたどころか、スズキ自体がWRCを撤退したのでそろそろ水に流すことにしました。

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