ふさわしい場所
アメリカ競馬界が誇る異系血脈はドミノ系、ラフンタンブル系とこのシルバーチャームが属するトムフール系、ってのは「ダビスタ」をくぐり抜けてきた人間なら常識。
これら系統の特徴はハレー彗星が地球に激突するよりは高い確率で大物を出し、その大物がホーリーブルだったりブロードブラッシュだったりするというものなので、米競馬界も捨てるに捨てられないのかも知れない。
ただ、やっぱりノーザンダンサーやミスタープロスペクターのように効率よく走る産駒を出さないから「異系」となるわけであって、たとえこの馬が二冠馬であっても、その血の宿命からは逃れられない。
海のように広い心で活躍馬の登場を待つしかないこの名馬にとって、種牡馬の繋養を商売度外視で出来る日本軽種馬協会というのは、故郷よりもふさわしい住処になるんじゃないだろうか。
ただし、これら系統のもう一つの特徴として「基本的にアメリカ競馬向き」というのがあるんだけれど。
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