SOLARIZED
しかし、考えようによっては「音楽から足を洗おう」と思い詰めた挙げ句、「でも、音楽しかない」と覚悟を決めて戻ってきたイアン・ブラウンがソロ第一作に再起を賭けて自らの全てを叩き込むのは当然で、ソロでイケる目処が立ってから以降のアルバムが「燃焼率」で不利な立場にあるのは仕方のないことかも知れない。
しかし、そんな状態まで再び自分を追い込むのはなかなかに難しい、というか不可能。
結局、その後新たに獲得した知識やセンスがパフォーマーの中で消化されるまで待つしかないわけで、先に挙げた2作はそういう意味では消化途中のものだったんでしょうな。
てなわけで、今回の「ソウラライズド」。
消化できたようです。
無理矢理な部分もあった音の混ぜ具合が適度にこなれているうえ、辛くて出来なかったのかも知れない「モンキービジネスへの立ち返り」もさりげなく行われていて、4作目にして次の段階へ突き抜けたな。
しかし、ジョン・スクワイアのソロと比べると、あまりにかけ離れているなあ。
よくコンビを組めていたもんだ。
歌が下手なのは一緒だけど。
2005/12/31追記・イアン・ブラウン全作品がiTMS-Jのライブラリに登場。長生きはするもんだモード。
Ian Brown(要iTunes)
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