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2004/08/29

アルゼンチンvsパラグアイ(TV観戦)

テベスってウイングじゃなくてセンターフォワード扱いだったのか。
ビエルサ監督のサッカーって真ん中に電柱を置くもんだとばかり思っていたので、勘違いしていたけど。
左に流れる癖があるみたいだから、右利きなのかな。

「インテルで居場所が無くなっちゃったベテラン」コンビが対峙することになった決勝戦。
試合は前半20分過ぎくらいまでが一番面白かった。
とにかく展開が速い。
双方ともに「点を取るにはボールを取らなきゃ」という攻撃的守備が徹底しているうえ、「ボールを前に持ち込まなきゃ点にはならん」とごく当たり前だけど、やるには勇気がいるプレーをとぎれることなく繰り出す。
特に前半20分から30分くらいの中盤叩き合いは目の離せない激しさで、選手の脚からボールが離れるとあっという間に相手選手に奪われて、奪った選手がパスを出すとまた相手に奪われる、という敵味方でパス回ししてるのか、と言いたくなるようなめまぐるしい展開。

とはいうものの、これだけお互いがパスを奪い合っている、ということはパラグアイの「老獪な一撃必殺」があんまり出なかったということでもあったようで、後半に入ると前線からガンガンかかってくるアルゼンチンのプレッシャーで、最後方のガマーラでさえもボールを落ち着かせることが出来なくなってしまう。
パラグアイは後半に2人の退場者を出すが、上手くいかない苛立ちを押さえられなかったんだろう。

「できれば中盤前目で奪って、少ないバスで前線の選手にボールを供給する」っていうのは簡単だけども、今回のアルゼンチンのサッカーはその言葉をまんま実践に移してしまっていた。しかも、さあラストパスという段階になると、みんなゴール前までわらわらと走っていく。
これで点が入らなきゃおかしい、とは思うんだけども、実際に決まったのはテベスの1点だけ。

これは集中力を失わなかったパラグアイがえらい。
神セーブや根性ディフェンスではじき返したり、体を投げ出してコースをわずかにずらしたりして、シュートを決めさせない。

もちろんアルゼンチンにも原因はあって、余裕が出てしまったのかダレッサンドロ辺りが「俺が決める」とばかりになかなかボールを離さずに、結局パラグアイに奪われるというシーンが後半に入ってから頻発した。ああいうプレーがなければもう1点くらいは入ったかも。

しかもパラグアイ、後半30分過ぎくらいに9人でガマーラまで含めて前線に突進する総攻撃体勢に移ってしまう。
これで何度かチャンスをつかみかけるが、デフェンスラインにベテランのアジャラを入れておいたのが功を奏したのか、アルゼンチンディフェンスは慌てることなく攻撃を封じ込めてしまった。

しかしテベスはいい。
「テベス・カメラ」ってのを別において欲しかったくらい、いい。
ガマーラが肘打ちかました気持ちがよく分かるくらい、いい。
左に流れる癖はあるけれど、基本的には敵エリアを縦横無尽に駆けめぐり、ボールを持つ相手に突っかかり、味方がボールを持てばペナルティエリアに駆け込む。
動きは「王様」タイプじゃないし、プレーを見ている限りでは「得意とする得点パターン」が決まっているわけでもないし、スピードもあるし、どんなチームに入ってもイケるだろう。
早いとこ「日本で中継のあるリーグ」に移籍して貰いたいもんだ。

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