恥ずかしい方の和風
テリー伊藤の言葉をまじめに取り上げると、テリー自身があっさり覆しそうで怖いんだけど、それでも感心した名言に
「日本人はアジア人に戻ったんだよ」
というのがある。
スカイライン(V35)を評論する時に出た言葉で、要するに、
「こういうスーツが似合うクルマは今の日本では市場がない。なぜなら、欧米を高く持ち上げ、アジアをムキになって否定する時代が終わっちゃったから、若い連中が道ばたに座り込んで飯を食ったりしているのはアジア人に戻ったから」
という趣旨の発言だった。
なるほど。
昔は和風といえば三宅一生みたいな気合いの入りすぎた「無茶な和風」ばっかりで、笑いながらも悲しかったが、最近ではとってつけたような、あるいは自嘲的な「ベタな和風」をあんまり見なくなった。
「日本は日本だよ」という当たり前といえば当たり前の感覚が、変な気負い(俺は日本人だ!)を消したということか。
クルマの話ばっかりだが、その辺を上手く表しているのが日産のキューブ。
欧米のデザイナーでは思いもつかない造形、左右非対称のリア、障子の格子っぽいグリルとホイール。でも変じゃない。
めちゃくちゃ売れてるクルマなのに、見るといつも「こいつは世界一のデザインだなあ」と思う。
乗ってる人、目を楽しませてくれてありがとう。
んで、シンクロ団体。
こういう時代に「ブシドー」は無いよなあ。
「ラストサムライ」の大ヒットは一年も前の話なのに。
シドニーは「ニンジャ」だったって?
一部日本人が香港ニンジャで散々笑ったあとで?
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